海外FX業者のFXGTは、最大1,000倍というハイレバレッジでFXと仮想通貨を取引できて、トレードの腕次第では資金を爆発的に増やせるチャンスがあります。
しかし、レバレッジを効かせてトレードするうえで、必ず知っておきたいのが「強制ロスカット」や「マージンコール」の存在。どちらも投資家の資金を守るために設けられているシステムですが、時としてトレードの足かせとなることもあるので、その仕組みを正しく理解して備えることが大切です。
この記事では、FXGTでトレードするうえで欠かせない「強制ロスカット」「マージンコール」それから「証拠金維持率」について、詳しく解説します。
公式サイト:FXGT | 業界初のハイブリット取引所
強制ロスカットとは?
そもそも「強制ロスカット」とは何でしょう。
強制ロスカットは、口座残高(有効証拠金)に対して、手持ちのポジションの含み損が一定以上に膨らんだときに、それ以上の損失を食い止めるべくポジションを強制的に損切する機能のこと。
普段ならトレーダーの判断によって損切するか否かを決めることができますが、強制ロスカットが働くと、トレーダーの意思に関係なく含み損のポジションが決済されます。これにより、口座残高がゼロになる前に含み損が確定し、トレーダーの資金を守るのです。
そして、強制ロスカットが発動する基準は「証拠金維持率」で、証拠金維持率が一定のパーセンテージを下回った時点で発動します。例えば「ロスカットレベル20%」となっている場合は、証拠金維持率が20%を下回った時点で強制ロスカットとなります。
FXGTのロスカットレベルは20%〜40%
FXGTのロスカットレベルは、証拠金維持率20%〜40%です。スタンダード口座、ミニ口座、セント口座では20%、ECN口座では40%となっています。
例えば、スタンダード口座の場合、証拠金維持率が20%に到達すると、手持ちのポジションが強制的に決済されます。
ちなみに、XMTradingやAXIORYなどの人気の海外FX業者は、軒並みロスカットレベル20%で足を揃えています。
FXGTのマージンコールは50%〜70%
ちなみに、ロスカットレベルとよく似た存在として「マージンコール」があり、FXGTの場合は証拠金維持率が50%または70%を下回った段階でマージンコールとなります。
スタンダード口座、ミニ口座、セント口座では50%、ECN口座では70%がマージンコールの水準です。
マージンコールとなると、新しいポジションを建てられなくなるので注意しましょう。
証拠金維持率の確認方法・計算方法
ロスカットレベルやマージンコールが発動するタイミングは、「証拠金維持率」によって決まると説明しました。しかし、証拠金維持率を正しく理解している人は、案外少ないものです。今いちど証拠金維持率について要点をまとめました。
証拠金維持率とは、ポジションの必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことで、単位はパーセントです。計算方法は次のとおり。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金×100
「必要証拠金」は口座の最大レバレッジによって大きく変わります。例えば、最大レバレッジ1,000倍のFXGTで1,000万円分のポジションを持つと、必要証拠金は1,000万円÷1,000=1万円です。
例えば、資金5万円で必要証拠金1万円のポジションを持つと、5万円÷1万円×100=証拠金維持率500%となります。その後、4万円の含み損が出てしまった場合、有効証拠金は1万円に減るので、1万円÷1万円×100=証拠金維持率100%にまで低下します。
ちなみに、FXGTのMT5には証拠金維持率が常に表示されていて、損益の増減とともにリアルタイムで変化しています。上記のように計算をする必要はありません。
FXGTで強制ロスカットを避ける方法
FXGTに限らず、FXや仮想通貨トレードで長期的に利益を出し続けるには、いかに強制ロスカットを避けるかが肝となります。日々利益を積み重ねても、それを一発で失くしてしまうのが強制ロスカットの怖さです。
ここからは、FXGTで強制ロスカットを避けるためのポイントを紹介します。
トレード戦略が崩れたらすぐに損切する

短期トレードで安定して稼ぎ続けるためには、利幅を大きく獲り、損失はなるべく小さく抑える、いわゆる「損小利大」を意識することが大切です。トレード戦略が崩れたら、傷が浅いうちに損切する癖をつけましょう。
損失を出し続けるトレーダーの特徴として、利益は小さいのに損失が大きい「損大利小」なトレードを繰り返すことが挙げられます。どんなに細かな利益を積み重ねたとしても、一発の損切で利益どころか原資まで失くしてしまう危険性があり、一発退場してしまうのがオチです。
また、大きな損失を出した後に懲りてトレードをやめるならまだしも、その損失を取り返すためにさらに多額の損を出してしまう人も少なくありません。損切のスパイラルに陥らないためにも、損切は浅めに設定することをおすすめします。
レバレッジを抑えてトレードする

国内のFX業者は最大25倍、国内の仮想通貨取引所は最大2倍までしかレバレッジを効かせられない一方で、FXGTは最大1,000倍までレバレッジをかけられます。
小さな証拠金からでも爆益を狙えるのは、ハイレバなFXGTならではの魅力ですが、その反面、残高を一瞬で失くしてしまうリスクもはらんでいます。
スキャルピング(短期売買)やデイトレードの経験と腕前がある人なら、ハイレバなトレードでも淡々と利益を積み重ねることができるでしょう。しかし、トレード未経験者や長期トレードしかしたことがない人が、いきなりハイレバトレードに手を出すのは、相場にお金を投げ捨てるようなものです。
まずはロットを少なく、レバレッジを抑えてトレードをして、慣れてきたら徐々にロットを大きくしてレバレッジを高めていくと良いでしょう。
ロスカット前に口座へ追加入金

含み損が膨らんでいる場面で、どうしても強制ロスカットを避けてポジションを持ち続けた場合は、FXGTへ追加入金して証拠金維持率を高めましょう。
追加入金する際の入金手段は、クレジットカードやbitwalletがおすすめです。銀行振込でも可能ですが、平日しか反映されず、振り込みから着金するまで数時間のラグがあるため、すぐに入金したいときには適していません。
入金の具体的な手順については、別記事「FXGTの入金方法」にまとめています。
また、FXGTでは頻繁に入金ボーナスを提供しているので、入金額よりも多くの資金を振り込むことができるでしょう。最新のボーナス情報は、別記事「FXGTが開催中のボーナスキャンペーン情報」にまとめています。
しかしこれはあくまでも最終手段であり、もし相場が逆行し続けた場合は追加入金も消し飛ぶ可能性があるため、おすすめはできません。
もしロスカットが効かなくてもゼロカットがあるので安心
FXGTには強制ロスカットやマージンコールに他に、「ゼロカット」というシステムが設けられています。
ゼロカットとは、万が一にも口座残高がマイナスになってしまっても、そのマイナス分を業者側が補填してくれる制度です。
ハイレバレッジで取引を行っている際に、相場の急変動に巻き込まれて強制ロスカットが効かなかった場合、口座残高を超えるマイナスが発生してしまう可能性があります。しかし、口座残高がマイナスになってしまっても、FXGTがゼロカットを適用して口座残高をマイナスからゼロに戻してくれます。
日本のFX業者では、口座残高を超える損失を出してしまうと「追証」として請求されるため、追証が払えずに破産に追い込まれるトレーダーも少なくありません。
しかし、ゼロカットがあるFXGTで取引していれば、どれほど大損を被ったとしても、その時に失うのは口座に入ってるお金だけ。万が一残高がゼロ以下のマイナスになってしまっても、必ずゼロカットが適用され、追証が請求される心配がありません。
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