海外FX業者のMilton Markets(ミルトンマーケッツ)を総合的な視点でレビューします。
安全性や信頼性、口座スペック、メリット・デメリットなどを、ネット上の評判などを交えながら詳しくまとめました。これからMilton Marketsで取引したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。これからMilton Marketsで取引したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
結論からまとめると、業界最安水準のスプレッドを求めていて、なおかつ100万円や1,000万円を超える多額の投資資金をまとめて用意できる人にはうってつけの業者です。大口取引を行う専業トレーダーや、法人に適したプロ向け業者といえます。
Milton Marketsでは最低入金額に応じて3段階の口座スペックを用意していて、3万円から入金できる「SMART口座」は標準的なスプレッドですが、100万円以上で使える「ELITE口座」は最小0.5pips〜、1,000万円以上で使える「ELITE+口座」は最小0.2pips〜という驚異的な低スプレッドです。しかも、ECN口座みたく取引手数料がかからないため、国内FXさながらの低スプレッドとなっています。
また、口座タイプ問わずNDD(ノンディーリングデスク)方式を採用しているため透明性が高く、スキャルピングやEA利用に関する制限も一切ありません。
- 資金は潤沢にあるから最高水準の口座でFXをしたい
- 低スプレッド環境下で快適にスキャルピングをしたい
- スキャル系のEAを堅実に運用したい
このような方は、Milton Marketsでの口座開設を検討してみると良いでしょう。
公式サイト:MILTON MARKETS
それでは、詳しいレビューをご紹介します。
MiltonMarketsのスペック表
運営会社 | Milton Markets Limited (2015年設立) |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)の金融ライセンス(番号:40370) |
資金の保全方法 | 分別管理 |
取り扱い銘柄 | FX通貨ペア:42種類 貴金属:2種類 株式指数:9種類 個別株:25種類 原油:2種類 仮想通貨:3種類 |
口座タイプ | SMART口座(スマート口座) ELITE口座(エリート口座) ELITE+口座(エリートプラス口座) |
法人口座 | |
レバレッジ | SMART口座:最大1,000倍 ELITE、ELITE+口座:最大200倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率50%未満 |
追証 | |
ゼロカット | |
取引方式 | STP方式 (NDD方式) |
スプレッド | SMART口座:標準的(0.8pips~) ELITE口座:狭い(0.5pips~) ELITE+口座:極めて狭い(0.2pips~) |
取引手数料 | 無し |
取引ツール | MetaTrader 4 |
最低入金額 | SMART口座:$300 / €300 / 3万円 ELITE口座:$10,000 / €10,000 / 100万円 ELITE+口座:$100,000 / €100,000 / 1,000万円 |
入金方法 出金方法 | bitwallet 海外銀行送金 |
ボーナス | |
日本語サポート |
MiltonMarketsの良い評判・メリット
資金量に合わせて3種類の口座タイプが用意されている

Milton Marketsには、投資家の資金量に合わせて3種類の口座タイプが用意されています。それぞれ最低入金額が異なり、入金額が高い口座ほどスプレッドが狭くなっているため、用意できる資金が多いほど有利な環境でトレードできます。
最もランクの低いSMART口座は、最小入金額が3万円と比較的低い一方で、スプレッドはやや広め。対し、最上位のELITE+口座は、最小入金額が1,000万円と非常に敷居が高いものの、業界最安級のスプレッドを提供しています。
- SMART口座:最小0.8pips〜のスプレッド/最小入金額3万円
- ELITE口座:最小0.5pips〜のスプレッド/最小入金額100万円
- ELITE+口座:最小0.2pips〜のスプレッド/最小入金額1,000万円
全体的にスプレッドが狭く、手数料なし (ELITE+口座は業界最安級)
3口座のうち、ELITE+口座のスプレッドの狭さたるや目を見張るものがあります。EURUSDは0.2pips〜、USDJPYは0.5pips〜、GBPUSDは1.0pips〜など、主要通貨ペアに関しては国内のFX業者にも匹敵するほどの狭さ。
しかも、Milton Marketsでは口座タイプ問わず取引手数料は無料。スプレッドが狭い代わりに別途で取引手数料が取られるECN口座は数多く見受けられますが、取引手数料を取らずにここまでの低スプレッドを維持しているのは実に驚異的です。
ただ、ELITE+口座は最低でも1,000万円の資金を用意しないと開設できず、これが唯一にして最大のネックと言っても良いでしょう。
とはいえ、中間ランクのELITE口座と最下位のSMART口座も十分に利用価値のある口座ですので、悲観的になる必要はありません。流石にELITE+口座ほどスプレッドは狭くありませんが、ELITE口座では最小0.5pips〜、SMART口座では最小0.8pips〜(いずれもメジャー通貨ペア)と、デイトレードやスキャルピングにも十分対応できるレベル。
業者・口座名 | EURUSD | USDJPY | GBPUSD |
---|---|---|---|
MiltonMarkets ELITE+口座 | 0.2pips | 0.5pips | 1.0pips |
MiltonMarkets ELITE口座 | 0.5pips | 0.6pips | 1.1pips |
MiltonMarkets SMART口座 | 0.8pips | 1.2pips | 1.3pips |
AXIORY スタンダード口座 | 1.3pips | 1.3pips | 1.6pips |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 0.9pips※ | 0.8pips※ | 1.2pips※ |
Tradeview ECN口座 | 0.6pips※ | 0.6pips※ | 1.0pips※ |
XMTrading スタンダード口座 | 1.7pips | 1.6pips | 2.4pips |
XMTrading Zero口座 | 1.1pips※ | 1.1pips※ | 1.3pips※ |
FXGT | 1.6pips | 1.6pips | 2.2pips |
- ECN方式の口座は、平均スプレッドと取引コストを合算した「実質スプレッド」を表記しています。
SMART口座は最大1,000倍レバレッジ
SMART口座では、口座残高が$1,000を超えなければ最大1,000倍というハイレバレッジで取引が可能。口座残高が$1,000を超えたとしても、$10,000を超えなければ最大500倍というハイレバレッジが維持されるため、トレードスキル次第では短期間で爆発的な利益を手にできるでしょう。
仮に原資が少なくても、SMART口座でハイレバトレードを成功させて100万・1,000万円へと増やせれば、スプレッドの狭いELITE・ELITE+口座へ乗り換えることも可能。
100%NDD方式で透明性が高い

Milton Marketsでは、すべての売買注文をNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式を採用で裁いています。
NDD方式とは、ディーリングデスク(ディーラー)を通さない取引方式のことで、トレーダーから流れた注文は業者のサーバー内で自動的に処理されます。ディーラーの裁量が入り込む余地がないため、トレーダーにとって不利なレートで約定したり、業者によるストップ刈りが行われる心配が少なく、透明性と公平性が保たれている処理方式といえます。
対し、DD方式をとっている日本のFX業者では、表向きのスプレッドこそ狭いものの、実際には約定拒否やレート操作が横行しています。レート操作・約定拒否・ストップ刈り等の方法で注文を不正に裁くことで、投資家側からいわば“隠れコスト”を搾取し、異常なまでの低スプレッドを維持しているのが実情です。
諸々の不正行為は、ディーラーの裁量によって行われるわけですが、短期売買に対しては諸々のカバーが追いつかず業者側が損してしまう可能性が高いため、スキャルピングを規約違反としているケースも多々見受けられます。
NDD方式を全面的に採用しているMilton Marketsでは、不正なレート操作や約定拒否等は確認されておらず、スキャルピングやEA(自動売買)に対する制限も一切無し。すべての顧客に対してクリーンでフェアな環境を提供しているため、安心してトレードに没頭できるでしょう。
追証が発生しないゼロカットシステム

Milton Marketsには「ゼロカットシステム」がすべての口座に対し導入されています。万が一口座残高がマイナスになってしまっても、そのマイナス分をMilton Marketsが補填して、ゼロにリセットしてくれます。
ハイレバレッジで取引を行っている際に、相場の急変動に巻き込まれると、強制ロスカットが間に合わない可能性があります。強制ロスカットが間に合わないと、口座残高を超えるマイナスが発生してしまい、口座残高はゼロを下回ってマイナスになってしまいます。
ところが、ゼロカットシステムが設けられているMilton Marketsでは、マイナス分を穴埋めしてくれるのです。
ゼロカットのあるMilton Marketsで取引していれば、たとえハイレバトレードに失敗して口座残高を超えるほど大損してしまっても、失うのは口座のお金だけ。どれほど損失分が膨らんでしまったとしても、マイナス分は必ずゼロカットされるので追証が請求される心配がありません。
日本国内では、法律によって「業者が顧客の損失を補填する行為」を禁止していることから、ゼロカットを行う業者は一社たりとも存在しません。マイナス分を顧客へ請求する「追証」という悪魔のシステムがあるせいで、FXで失敗したがために到底払いきれない借金を背負ってしまう人が後を絶たないのです。
このような背景から、年々追証の危険性とゼロカットの重要性が認知されているとともに、ゼロカットのある海外FX業者のニーズが高まっています。
ボーナスや期間限定キャンペーンが多い

Milton Marketsでは、5,000円のウェルカムボーナスに加え、最大5万円までの50%入金ボーナス+最大45万円までの20%入金ボーナスを常に提供しています。
基本的にボーナスを受け取れるのはSMART口座のみなので、ボーナスを受け取りたい方は「SMART口座」を開設すると良いでしょう。SMART口座を開設すれば、手持ちの資金を入金することなく5,000円の軍資金が貰えますし、入金した際にはその額に応じたボーナスが付与され、より多くの証拠金で取引できます。
また、期間限定のキャンペーンも数多く提供されています。
例えば2021年2月7日現在は、他の海外FX業者から乗り換えて50,000以上を入金すると10,000円が貰える「乗り換えてミルトン!キャンペーン」なんてユニークなキャンペーンを実施中。(SMART口座のみ)
2021年1月1日~15日までは、全口座を対象とした15%入金ボーナスも提供されていました。(通常、ELITE口座やELITE+口座はボーナス対象外)
日本語サポートが充実
海外FX業者を利用する際の不安材料として、「日本語サポートが受けられるか」という点がよく挙げられますが、Milton Marketsは日本人スタッフによる日本語サポートを行っているため安心です。
公式サイト(https://miltonmarkets.com/ja/)を見れば分かるとおり、ページのほぼ全てが日本語対応済み。機械翻訳混じりのカタコト日本語ではなく、とてもわかりやすい案内がなされています。
サイトは至ってシンプル、悪く言えば情報量が限られているため、細かな疑問も湧いてくることでしょう。
そんなときは「よくある質問」ページをチェックしてみましょう。口座開設・入出金・取引・プラットフォーム・その他の5項目別によくある質問・回答がまとめられています。それでも疑問が解決しなければ、よくある質問ページの下にある「お問い合わせ」フォームで問い合わせてみましょう。
法人口座を作れる
Milton Marketsでは、個人名義の口座のみならず法人名義の口座も作ることができます。口座開設ページの「登録の種類」にて「法人口座」を選びましょう。
個人が海外FXで儲けた場合、累進課税が適用され最大45%の所得税+10%の住民税=55%の税金が発生する一方で、法人格なら最大でも約35%で済むため、利益が膨らむほど節税効果が見込めます。
個人口座を作るときに比べると必要すべき書類が多いため、申し込み前に事前に準備しておくことをおすすめします。日本の法人が法人口座を作る際に求められる書類は次のとおり。
- 法人の履歴事項全部証明書 (発行から1年以内)
- 法人の定款
- 法人の現住所証明書:公共料金の明細書・請求書、銀行利用明細書、印鑑登録証明書など (発行から3ヶ月以内)
- 取締役一覧
- 株式保有者一覧(所有者別の株式保有割合が表示された書類)
- 法人代表者の本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
- 法人代表者の住所確認書類:公共料金の明細書・請求書、銀行利用明細書、印鑑登録証明書、住民票など (発行から3ヶ月以内)
MiltonMarketsのデメリット
分別管理のみで信託保全はなし
FX業者の安全性をはかるうえで絶対に見逃してはいけないのが、資金の保全方法。顧客から預かったお金を信託銀行へ預け、万が一業者が倒産しても100%返金される「信託保全」があるか否かで、その業者に対する評価は大きく変わってきます。
Milton Marketsでは残念ながら信託保全を設けておらず、分別管理のみとなっています。
運転資金とトレーダーの証拠金は別々に切り離されて管理されているものの、万が一Milton Marketsが経営難に陥ったときに顧客の資金が流用されるリスクはゼロとは言い切れません。
とはいえ、 Milton Marketsは2017年に当時親会社であったGallant Capital Markets Ltd (GCM)が破綻したにも関わらず、顧客資金の流用等は確認されておらず、今日まで健全な運営を続けてきました。親会社の倒産という事実は、本来ならネガティブ材料になり得るものですが、それを乗り越えたことで財務と運営の健全性が証明されたかたちとなりました。
最低入金額が高い
SMART口座は最低3万円から入金できますが、スプレッドが狭いELITE口座を使うには100万円、さらにスプレッドが狭いELITE+口座は1,000万円もの資金が必要です。
スプレッドの狭さを享受するためには、かなりの資金量が必要になってしまうため、資金が少ない方にはAXIORYのナノスプレッド口座やTitan FXのZero Blade口座などをおすすめします。(どちらも最低入金額2万円)
SMART口座は口座残高に応じてレバレッジ制限される
SMART口座は最大1,000倍のハイレバレッジで取引できますが、口座残高(有効証拠金)が一定額を超えるとレバレッジが制限されます。
口座残高 | 最大レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|---|
$0〜$1,000 | 最大1,000倍 | 0.1% |
$1,001〜$10,000 | 最大500倍 | 0.2% |
$10,001~ | 最大200倍 | 0.5% |
多くの資金をハイレバレッジで運用したい方は、最大500倍固定のTitan FXや最大400倍固定のiFOREXをおすすめします。
入出金方法がbitwallet・海外銀行送金の2択
Milton Marketsはサイトの作りやカスタマーサポートこそ日本人を強く意識しているものの、入出金については不十分で、Eウォレット「bitwallet」(ビットウォレット)と海外銀行送金の2択のみ。
最近では、国内銀行からの入金・国内銀行への出金に対応した海外FX業者も増えてきましたが、Milton Marketsではいまだに海外送金しか使えません。
その代替策として用意されているのがbitwallet。こちらは、多くの海外FX業者で採用されているEウォレットサービスで、日本の銀行とFX業者間での入出金をスムーズに、なおかつ最小の手数料で済ませることができます。
ただ、bitwalletを使うためには登録と本人認証が必要で、それなりに手間と時間を要します。Milton Marketsを使うなら、口座開設と同時にbitwalletの登録も済ませておくことをおすすめします。
海外銀行送金で出金すると手数料が取られる
bitwalletを使えば、国内銀行→bitwallet→Milton Marketsへの入金は手数料無料、Milton Markets→bitwallet→国内銀行への出金は824円で済みます。
しかし、海外銀行送金で出金すると、Milton Marketsで1回につき2,400円の手数料が引かれます。多くの海外FX業者は、送金元でかかる手数料を負担してくれるため、これはMilton Markets特有の大きなデメリットといえます。
さらに、中継銀行や受取銀行側でも2,500円~5,000円の手数料がかかるため、実際の出金額から5,000円〜8,000円ほど差し引かれてしまうため、なるべくbitwalletを使いたいところです。
MT5が使えない(MT4のみ)
海外FXの多くは、業界のスタンダードであるMetaTrader 4(MT4)を採用していますが、最近は新バージョンのMetaTrader 5(MT5)を取り扱う業者も増えてきました。XM、HotForex、Exnessのように、MT4とMT5の両方を提供している業者が目立ちます。
そんななか、Milton Makretsで選べる取引プラットフォームはMetaTrader 4(MT4)のみで、MT5には非対応。MT5に使い慣れている方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
MiltonMarketsの口座タイプ
SMART口座 | ELITE口座 | ELITE+口座 | |
---|---|---|---|
取引方式 | STP方式 | STP方式 | STP方式 |
口座の基本通貨 | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY |
レバレッジ | 最大1,000倍 | 最大200倍 | 最大200倍 |
ロスカット水準 | 50% | 50% | 50% |
1lotの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) |
最大ロット | 50.00 (500万通貨) | 50.00 (500万通貨) | 50.00 (500万通貨) |
スプレッド | 標準的 (0.8pips〜) | 狭い (0.5pips〜) | 極めて狭い (0.2pips〜) |
取引手数料 | – | – | – |
取引ツール | MetaTrader 4 | MetaTrader 4 | MetaTrader 4 |
最低入金額 | $300 (3万円) | $10,000(100万円) | $100,000(1,000万円) |
ボーナス | あり | 原則として無し | 原則として無し |
最適な用途 | デイトレード EA運用 | デイトレード スキャルピング EA運用 | デイトレード 超短期のスキャルピング EA運用 |
MiltonMarketsのスプレッド
主要な通貨ペアの平均スプレッドを下の表にまとめました。
銘柄 | SMART口座 | ELITE口座 | ELITE+口座 |
---|---|---|---|
EURUSD | 1.1pips | 0.7pips | 0.2pips |
USDJPY | 1.2pips | 0.7pips | 0.5pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.9pips | 1.0pips |
USDCAD | 1.0pips | 0.8pips | 0.5pips |
USDCHF | 1.2pips | 1.0pips | 0.7pips |
AUDUSD | 1.2pips | 1.0pips | 0.7pips |
NZDUSD | 1.4pips | 1.2pips | 0.9pips |
EURJPY | 1.1pips | 0.7pips | 0.4pips |
GBPJPY | 1.9pips | 0.9pips | 0.7pips |
AUDJPY | 1.4pips | 1.0pips | 0.7pips |
XAUUSD | 0.27 | 0.23 | 0.20 |
最下位のSMART口座でも、十分に狭いといえるレベルとなっていて、AXIORYのスタンダード口座と同等。
中間ランクのELITE口座はそれよりも若干狭くなっていて、メジャー通貨ペアは1.0pipsを下回るものもあります。
最上位のELITE+口座では、ほぼすべての通貨ペアが1.0pipsを下回っていて、EURUSDは0.2pips、USDJPYは0.5pipsという驚異的な狭さを誇っています。
MiltonMarketsの取り扱い銘柄
- メジャー通貨ペア (7種類)
-
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
- クロス円ペア (7種類)
-
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, NZDJPY, TRYJPY
- マイナーペア (29種類)
-
EURGBP, GBPAUD, EURAUD, NZDCHF, AUDCAD, AUDCHF, NZDCAD, EURCHF, AUDNZD, GBPCHF, GBPCAD, EURCAD, GBPNZD, EURNZD, CADCHF, USDMXN, USDZAR, USDSEK, EURSEK, USDNOK, EURNOK, USDCNH, USDSGD, USDPLN, EURTRY, USDHUF, USDTRY, GBPSEK, EURPLN
MiltonMarketsの入出金方法
Milton Marketsの入出金は、bitwallet、または海外銀行送金の2択に限られています。残念ながらカード入金や国内銀行送金等には対応していません。
bitwalletでの入出金
bitwallet(ビットウォレット)とは、シンガポールの収納代行業者が運営しているEウォレットサービスで、現在多くの海外FX業者が入出金手段として採用しています。
Milton Marketsは国内銀行送金に対応していませんが、銀行↔bitwallet↔Milton Marketsのようにbitwalletを介すことで、実質的に国内銀行送金が可能となります。
Milton Markets側での手数料は無料。銀行からbitwalletへ入金する段階では本来0.5%の手数料がかかりますが、現在はキャンペーン中につき無料となっており、bitwalletから銀行へ出金する段階でかかる手数料は一律824円。
後述する海外銀行送金では、入金・出金ともに一律数千円の手数料がかかってしまい、しかも海外送金なので反映が数日先になってしまいます。一方、bitwalletを介せば入金は手数料無料、出金も一律824円という格安な手数料で済むうえに、国内送金で処理されるため最短1営業日以内に着金します。
海外銀行送金での入出金 (非推奨)
海外銀行送金で入出金するためには、SWIFTコードを持つ銀行の口座が必須となります。ごく稀ではありますが、国内にはSWIFTコードを持たない銀行も存在するため、事前に調べておきましょう。
- イオン銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 富山銀行
- 静岡中央銀行
- 福岡中央銀行
- 佐賀共栄銀行
海外銀行送金でMilton Marketsへ入金する場合、送金した金額から数千円の手数料が引かれて反映します。(手数料は銀行によって異なるため一概には示せません。)
Milton Marketsから海外銀行送金で出金する場合、1回につき2,400円の手数料が引かれるうえに、被仕向手数料やコルレス手数料(中継手数料)、為替手数料などが発生し、トータルコストは5,000円〜8,000円ほどになるでしょう。
入出金ともに、送金から着金まで数日かかってしまうことを考えても、海外銀行送金は良い選択肢とはいえません。特別な事情がない限りbitwallet経由で入出金することをおすすめします。
各口座の最低入金額
Milton Marketsでは、口座タイプごとに最低入金額が定められており、それ以下の額では入金できません。
口座タイプ | 日本円建て | 米ドル建て | ユーロ建て |
---|---|---|---|
SMART口座 | 30,000円 | $300 | €300 |
ELITE口座 | 1,000,000円 | $10,000 | €10,000 |
ELITE+口座 | 10,000,000円 | $100,000 | €100,000 |
MiltonMarketsを使うべき人とは
Milton Marketsを使うべき人の特徴をまとめると次のようになります。
- 大きな資金を低スプレッド環境で運用したい人(ELITE口座やELITE+口座がおすすめ)
- ボーナスを貰いつつ低スプレッド環境でスキャルピングしまくりたい人(SMART口座がおすすめ)
- EAを運用したい人
- 充実した日本語サポートを求める人
- ボーナス豊富な法人口座を求める人
逆に、Milton Marketsを使わないほうが良い人の特徴をまとめると次のとおり。
- 少額からトレードを始めたい人(最低でも3万円以上の初回入金が必要)
- 極度なハイレバレッジを求める人(SMART口座の1,000倍レバは制限あり)
- 国内銀行送金で入出金したい人(bitwalletで代替可)
- MT5を使いたい人(MT4のみ対応)
- 信託保全のある業者に資金を預けたい人
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