海外FX業者のXM (XMTrading)では、最大1,000倍のハイレバレッジでFXやCFDを取引できます。少ない証拠金で大きな利益を狙えるのはハイレバなXMの魅力です。
しかし、レバレッジを効かせてトレードするうえで、必ず知っておきたいのが「強制ロスカット」や「マージンコール」の存在。どちらも投資家の資金を守るために設けられているシステムですが、時としてトレードの足かせとなることもあるので、その仕組みを正しく理解して備えることが大切です。
この記事では、XMでトレードするうえで欠かせない「強制ロスカット」「マージンコール」それから「証拠金維持率」について、詳しく解説します。
- XMの「ロスカットレベル」「マージンコール」とは何なのかを知りたい人
- XMの強制ロスカットはいつ執行されるのか知りたい人
- XMで強制ロスカットを避ける方法を知りたい人
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証拠金維持率の計算方法
ロスカットレベルやマージンコールが発動するタイミングは、「証拠金維持率」によって決まります。
証拠金維持率とは、ポジションの必要証拠金に対して占める有効証拠金の割合のことで、計算方法は次のとおり。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金×100
例えば、資金5万円で必要証拠金2万円のポジションを持つと、5万円÷2万円×100=証拠金維持率250%となります。その後、4万円の含み損が出てしまった場合、有効証拠金は1万円に減るので、1万円÷2万円×100=証拠金維持率50%にまで低下します。
XMのロスカットレベル
ロスカットレベルとは?
ロスカットレベルとは、強制ロスカットが発動するタイミングのことです。
ロスカットレベルの基準は「証拠金維持率」で決まっていて、一定の証拠金維持率を下回ると、即座に強制ロスカットが発動します。
強制ロスカットとは?
強制ロスカットとは、手持ちのポジションの含み損が一定以上膨らんだとき、それ以上の損失を防ぐためにポジションを強制的に決済する機能です。
強制ロスカットが働くことで、残高がすべて無くなるのを防いでくれるので、いわば緊急ブレーキのような役目といえます。
XMのロスカットレベルは20%
XMのロスカットレベルは20%。証拠金維持率が20%を下回ると、含み損が大きい順にポジションが強制的に決済されます。スタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座、すべて20%に統一されています。
ロスカットレベル20%は海外FX業者としては一般的な水準で、GEMFOREXやAXIORYと同条件となります。
XMのマージンコール
マージンコールとは
マージンコールとは、証拠金維持率が一定の水準を下回った際に、口座がロスカットの一歩手前であることを示す警告です。
マージンコールとなると、メールで警告が届いたり、MT4・MT5上ではポジション損益が赤く表示されます。
XMのマージンコールは50%
XMでは、証拠金維持率が50%を下回った時点でマージンコールとなります。スタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座、すべて50%に統一されています。
追証の支払いが必要な国内FXの場合、マージンコールとなると追加入金や損切りなどの対処が必要になりますが、XMの場合は追証は求められないため、必ずしも対処する必要はありません。あくまでも単なる警告です。
参考までに競合他社と比べてみると、GEMFOREXやAXIORYのマージンコールはXMと同じ50%で、その他の業者もほとんどが50%に設定しています。海外FXでは一般的な水準となっています。
XMでロスカット・ゼロカットされるまでの流れ
XMでロスカットやゼロカットされるまでの流れをまとめました。次の4ステップでゼロカットに至ります。
証拠金維持率が100%を下回ると、保有中のポジションには影響ありませんが、新しいポジションが持てなくなります。
証拠金維持率が50%を下回るとマージンコールとなり、MT4・MT5の損益表示が赤くなり、XMから警告のメールが届きます。
必ずしも対策を講じる必要はありませんが、強制ロスカットに備えて追加入金や損切りすることをおすすめします。
証拠金維持率が20%を下回ると、即座に強制ロスカットが執行され、含み損の大きいポジションから損切り決済が行われます。
通常は強制ロスカットが執行された段階で損切りが行われますが、もし相場が急変動してしまうと強制ロスカットが遅れて、結果として残高がマイナスになってしまうことがあります。
しかし、XMではマイナス残高をゼロに戻してくれる「ゼロカットシステム」が設けられていて、マイナス残高となった場合はゼロカットが執行されます。
XMで強制ロスカットを避ける方法
XMに限らず、FXトレードで長期的に利益を出し続けるには、いかに強制ロスカットを避けるかが肝となります。日々利益を積み重ねても、それを一発で失くしてしまうのが強制ロスカットの怖さです。
ここからは、XMで強制ロスカットを避けるためのポイントを紹介します。
トレード戦略が崩れたらすぐに損切する

短期トレードで安定して稼ぎ続けるためには、利幅を大きく獲り、損失はなるべく小さく抑える、いわゆる「損小利大」を意識することが大切です。トレード戦略が崩れたら、傷が浅いうちに損切する癖をつけましょう。
損失を出し続けるトレーダーの特徴として、利益は小さいのに損失が大きい「損大利小」なトレードを繰り返すことが挙げられます。どんなに細かな利益を積み重ねたとしても、一発の損切で利益どころか原資まで失くしてしまう危険性があり、一発退場してしまうのがオチです。
また、大きな損失を出した後に懲りてトレードをやめるならまだしも、その損失を取り返すためにさらに多額の損を出してしまう人も少なくありません。損切のスパイラルに陥らないためにも、損切は浅めに設定することをおすすめします。
レバレッジを抑えてトレードする

国内のFX業者は最大25倍までしかレバレッジを効かせられない一方で、XMは最大1,000倍までレバレッジをかけられます。
小さな証拠金からでも爆益を狙えるのは、ハイレバなXMならではの魅力ですが、その反面、残高を一瞬で失くしてしまうリスクもはらんでいます。
スキャルピング(短期売買)やデイトレードの経験と腕前がある人なら、ハイレバなトレードでも淡々と利益を積み重ねることができるでしょう。しかし、トレード未経験者や長期トレードしかしたことがない人が、いきなりハイレバトレードに手を出すのは、相場にお金を投げ捨てるようなものです。
まずはロットを少なく、レバレッジを抑えてトレードをして、慣れてきたら徐々にロットを大きくしてレバレッジを高めていくと良いでしょう。
ロスカット前に口座へ追加入金

含み損が膨らんでいる場面で、どうしても強制ロスカットを避けてポジションを持ち続けた場合は、XMへ追加入金して証拠金維持率を高めましょう。
追加入金する際の入金手段は、クレジットカードやbitwalletがおすすめです。銀行振込でも可能ですが、平日しか反映されず、振り込みから着金するまで数時間のラグがあるため、すぐに入金したいときには適していません。
しかしこれはあくまでも最終手段であり、もし相場が逆行し続けた場合は追加入金も消し飛ぶ可能性があるため、おすすめはできません。
XMはゼロカットのおかげで追証リスク無し!
XMでは、マージンコールと強制ロスカットの二段構えで投資家を保護していますが、相場の急変動に巻き込まれてしまうと、強制ロスカットの執行が遅れて口座残高を超えるマイナスが発生してしまう可能性があります。これをいわゆる「マイナス残高」といいます。
しかし、XMでは「ゼロカットシステム」が導入されているため、残高がマイナスになった場合は、そのマイナス分をXM側が補填してゼロへ戻してくれます。
ゼロカットシステムが設けられているXMで取引すれば、どんなにレバレッジを効かせたとしても、預けた証拠金以上に損する恐れがありません。つまり、リスクを限定したうえでハイレバレッジの恩恵を受けられるので、トレーダーにとってはこの上なく好条件な環境といえるでしょう。
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