海外FX業者のXM (XMTrading)は、最大1,000倍というハイレバレッジで取引できる海外FX業者で、国内FXの25倍よりも格段に資金効率が良いです。
そこで気になるのが、もし強制ロスカットが遅れて残高以上の損失を被ってしまった場合、そのマイナス分は請求されるのか否かという点。つまり「追証」「ゼロカット」の有無です。
この記事では、XMはゼロカットに対応しているのか、追証や借金を背負うリスクはあるのかなど、取引の安全面ついて詳しく解説します。
- XMは本当に追証が発生しないのか心配な人
- XMのゼロカットが執行されないパターンを知りたい人
- XMですぐにゼロカットを執行させる方法を知りたい人
公式サイト:XMTrading™ の FX、株式指数、原油、ゴールドとCFD商品
XMは全銘柄ゼロカット対応!追証無し!
国内のFX業者には必ず追証が設けられているため、一度発生した追証は必ず支払わなければなりません。いわば借金のようなかたちで取り立てを受けることになり、追証を払いきれずに泣く泣く自己破産する個人投資家も少なくありません。
しかし、海外のFX業者では、追証を業者側が補填する「ゼロカットシステム」が一般的。XMでも、すべての口座・すべての銘柄においてゼロカットが適用され、追証が請求されることは絶対にありません。
実際に2015年1月に発生した「スイスフランショック」では、EURCHF(ユーロ/スイスフラン)が3,950pipsも大暴落して、日本では一瞬にして莫大な追証を背負ってしまったトレーダーが続出。しかし、この時もXMはすべての顧客に対してゼロカットを執行したことで、確かな信頼と実績を作りました。
XMではFX通貨ペアだけでなく貴金属や株式指数などのCFD商品も取り扱っていますが、CFDもすべてゼロカットの対象なので、国内の証券会社でFXやCFDを取引するよりも安全といえるでしょう。
通常、XMでは証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが執行されますが、判定から執行まで若干のタイムラグが生じるため、口座残高がマイナスになる可能性があります。しかし、マイナス残高に対してゼロカットが執行され、マイナス分をXM側が補填することで口座残高をゼロに戻してくれます。
XMでゼロカットされるまでの流れ
XMでゼロカットが執行されるまでの流れは次の図のとおりです。

含み損を抱えた状態で証拠金維持率が50%を下回ると「マージンコール」となり、新しいポジションを建てられなくなります。そして、証拠金維持率が20%を下回ると「ロスカット」が執行され、含み損の大きいポジションから順に損切されます。
しかし、ロスカットが執行されるまでに若干のタイムラグがあるため、わずか間で相場が急変動してしまうと、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになってしまうことがありますが、そのときにゼロカットが発動して口座残高をマイナスからゼロへリセットしてくれるのです。
XMでもゼロカットされないことがある
XMでは原則として残高がマイナスの口座に対してはゼロカットが執行されますが、ゼロカットされない事例もあるので、その理由をまとめました。
ゼロカットまでタイムラグがある
口座残高がマイナスになってから、実際にゼロカットが執行されるまでには、少しタイムラグがあります。
即座にゼロカットされる時もあれば1日経ってもゼロカットされない時もあり、何ともいえませんが、待っていればいつかは必ずゼロカットされます。
ゼロカットのタイミングを早める方法もあるので、この後の「ゼロカットをすぐに執行させる方法」にて解説します。
残高がマイナスでもボーナスが残っているとゼロカットされない
口座残高がマイナスになっても、ボーナス(クレジット)が残っている場合は、ゼロカットされません。
例えば、残高が−3万円、ボーナスが5万円の場合、残高のマイナス分はボーナスで補うことができるため、ボーナスが3万円消化されて残高0円+ボーナス2万円となります。確かに残高は−3万円から0円に戻されていますが、3万円のボーナスが穴埋めに使われているだけなので、ゼロカットされたとはいえません。
例えば、残高が−5万円、ボーナスが1万円の場合は、まずボーナスの1万円が穴埋めに使われますが、それでも残高は−4万円なので、−4万円を0円に戻すためにゼロカットが執行されます。
含み益があるとゼロカットされない
ゼロカットされるのは、有効証拠金がマイナスになったときだけです。残高がマイナスでも、含み益が出ていて有効証拠金がプラスならゼロカットされません。
例えば残高10万円の口座で、ポジションAが15万円の含み損を出してロスカットされた場合、口座残高は−5万円となります。しかし、10万円の含み益が出ているポジションBを保有している場合、有効証拠金は+5万円となるため、残高がマイナスでもゼロカットは執行されません。
XMの利用規約に違反している
XMでは基本的にどのようなトレード方法も認められていますが、システムの弱点を突いたり、トレーダー側がリスクを負わずにリターンを求める取引を禁じています。
例えば、次のような取引が規約違反となります。
- 複数口座間での両建て
- XMと他の業者を使った両建て
- レートエラーや遅延を利用した取引
このほかにも、ボーナスの悪用や虚偽情報の登録など、不正な利用が見られた場合はゼロカットしてもらえないことがあります。
ゼロカットをすぐに執行させる3つの方法
ゼロカットはタイムラグがあり、いつ執行されるかはわかりませんが、すぐにゼロカットを執行させる方法が3つあります。
口座へ追加入金する
一番手っ取り早いのは、口座へ追加入金してゼロカットを執行させる方法。
XMでは、ゼロカットが適用される予定の口座へ入金を行うことで、即座にゼロカットを執行させることができます。
例えば、−1万円の口座へ1万円を入金した場合、「プラマイゼロに相殺されるのでは?」と思ってしまいますが、マイナス分を解消してから入金処理が行われるため、入金後の残高は1万円となります。
XMではたったの$5(約600円)からら入金可能で、カードやbitwalletなどのリアルタイム入金が可能な方法で振り込めば、即座にゼロカットを執行させられます。
XMの入金方法については、別記事「XM TRADINGの入金方法」にて詳しくまとめています。
XMPを現金に換金して口座へ入金する
XMロイヤルティプログラムで貯めたXMP(XMポイント)を現金へ換金して口座へ入金するのも、すぐにゼロカットを執行させられる方法の一つ。
先に紹介した口座への追加入金と同じ仕組みで、マイナス残高の口座へ入金しても、マイナス分に吸収させることなく入金額が反映されるので安心です。
XMPは必ず現金へ交換しましょう。現金に換えるよりもボーナスに換えたほうが遥かに交換レートが良いので、ついついボーナスへ換えたくなりますが、ゼロカット前にボーナスを入金してしまうと、マイナス分の穴埋めに使われてしまい意味がありません。
追加口座を作ってそこで取引を再開する
マイナスの口座を捨てて、追加口座を作ってしまうのも一つの手です。
XMでは1つのアカウントで最大8つまでリアル口座を持つことができ、残高を別々に管理できるので、前のマイナス分は無かったことになります。
ただし、マイナス残高の口座にボーナスが残っている場合、それを追加口座へ移すことはできません。
XMで追加口座を作って取引を行う方法については、別記事「XM TRADINGの追加口座の作り方と賢い使い方」をお読みください。
XMのゼロカットにまつわるQ&A
- ゼロカットに回数制限はある?
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いいえ。ゼロカットは何度でも執行されます。
- 複数口座を持っている場合、ゼロカットは他の口座にも及ぶ?
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複数口座を持っている状態でゼロカットが執行された場合、ゼロカットはその口座のみに適用され、他の口座には影響しません。
他の口座に残高やボーナスが残っているからといって、ゼロカットの補填に使われることはないのでご安心ください。
- ゼロカットされる金額に上限はある?
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いいえ。ゼロカットされる金額に上限はなく、どれほどマイナスが膨らんでも必ずゼロにリセットされます。
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