東南アジア圏で高い人気を集める海外FX業者「HotForex」(ホットフォレックス)を総合的な視点でレビューします。FXのみならず個別株や様座なCFD商品を幅広く取り扱っており、ボーナスも充実していて、全体的に非常にバランスの良い業者です。
安全性や信頼性、口座スペック、使いやすさなどを、ネット上の評判などを交えながら詳しくまとめました。
これからHotForexで取引したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
HotForexのスペック表
運営会社 | HF Markets (SV) Ltd (2010年設立) |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン金融庁の金融ライセンス(番号:22747IBC) |
資金の保全方法 | 分別管理 |
取り扱い銘柄 | FX通貨ペア:48種類 貴金属:12種類 株式指数現物:11種類 株式指数先物:12種類 個別株CFD:56種類 個別株DMA:944種類 コモディティ:5種類 原油:5種類 仮想通貨:13種類 債券:3種類 ETF:34種類 |
口座タイプ | マイクロ口座 プレミアム口座 ゼロスプレッド口座 AUTO口座 HFCOPY口座 |
法人口座 | |
レバレッジ | FX:最大1,000倍※ 貴金属:最大200倍 株式指数/債券:最大50倍 (日経225は最大5倍) コモディティ/原油:最大66倍 仮想通貨:最大10倍 個別株CFD:最大14倍 個別株DMA/ETF:最大5倍 ※最大1,000倍はマイクロ口座のみ |
ロスカット水準 | マイクロ口座:証拠金維持率10%未満 その他の口座:証拠金維持率20%未満 |
追証 | |
ゼロカット | |
取引方式 | NDD方式 |
スプレッド | ゼロスプレッド口座:極めて狭い その他の口座:標準的 |
取引手数料 | ゼロスプレッド口座:$6 / 1lot その他の口座:無し |
取引ツール | MetaTrader 5 MetaTrader 4 |
最低入金額 | マイクロ口座:$5 プレミアム口座:$100 ゼロスプレッド口座:$200 AUTO口座:$200 HFCOPY口座:$500 |
入金方法 出金方法 | クレジットカード デビットカード bitwallet 暗号通貨(BTC、BCH、ETH、XRP、LTC) |
ボーナス | |
日本語サポート |
HotForexを12の観点でレビュー
1. 会社の安全性・運営実績
- 2010年に設立
- セントビンセント及びグレナディーン諸島のライセンスを取得
- グループ会社では英国FCAやドバイDFSAのライセンスを取得
HotForexの運営会社はHF Markets (SV) Ltdで、セントビンセント及びグレナディーン諸島に登記されいます。
金融ライセンスは、セントビンセント・グレナディーン諸島金融庁のライセンス(番号:22747IBC)を保有。また、HF Marketsグループ全体では以下5つの金融ライセンスを取得していて、盤石な運営基盤を築いていることが伺えます。最も取得が難しいと言われている英国FCAのライセンスを持っていることから、十分に信頼できる業者といえるでしょう。
- HF Markets (SV) Ltd:セントビンセント・グレナディーン諸島金融庁(22747IBC)
- HF Markets (UK) Ltd:英国金融行動監視機構(801701)
- HF Markets (DIFC) Ltd:ドバイ金融サービス機構(F004885)
- HF Markets SA (PTY) Ltd:南アフリカ金融行動監視機構(46632)
- HF Markets (Seychelles) Ltd:セイシェル共和国(8419176-1)
設立は2010年で、XMTradingやAXIORYに比べると歴史が浅い企業ですが、World Finance主催のアワード「World Finance 100」をはじめとする数多くの受賞歴があります。
本社オフィスはキプロス共和国のラルナカという都市にあり、現地には日本人スタッフも常駐しています。
2. 資金の保全方法
- 資金の保全方法は分別管理のみ
- 分別管理先はMCB、BlueOrange、Ceskaなど
- 最大500万ユーロの補償がある
FX業者の安全性をはかるうえで絶対に見逃してはいけないのが、資金の保全方法。顧客から預かったお金を信託銀行へ預け、万が一業者が倒産しても100%返金される「信託保全」があるか否かで、その業者に対する評価は大きく変わってきます。
HotForexでは残念ながら信託保全を設けておらず、分別管理のみとなっています。運転資金とトレーダーの証拠金は別々に切り離されて管理されているものの、万が一HotForexが経営難に陥ったときに顧客の資金が流用されるリスクはゼロとは言い切れません。
HotForexが倒産した際には民事賠償保険制度が適用され、最大500万ユーロ(約6億円)が補償されるとしていますが、これは1人につき最大500万ユーロではなく会社全体で500万ユーロということ。どれだけのトレーダーが補償対象になるのかはわかりませんが、1人換算すると微々たる額ですから、期待しないほうが良いでしょう。
3. 取り扱い銘柄
- メジャー通貨ペア (7種類)
-
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
- クロス円通貨ペア (7種類)
-
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, NZDJPY, ZARJPY
- マイナー通貨ペア (34種類)
-
AUDCAD, AUDCHF, AUDNZD, CADCHF, EURAUD, EURCAD, EURCHF, EURGBP, EURHUF, EURNOK, EURNZD, EURPLN, EURZAR, GBPAUD, GBPCAD, GBPCHF, GBPNZD, GBPZAR, NZDCAD, NZDCHF, USDCNH, USDCZK, USDDKK, USDHKD, USDHUF, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDRUB, USDSEK, USDSGD, USDTHB, USDTRY, USDZAR
4. 口座タイプ
HotForexの口座タイプは全部で5種類。これほど多いとどれを選べば良いのか悩んでしまいますが、トレード用の口座3種類+自動売買用の口座2種類に分けることができます。
トレード用の口座3種類
トレード用の口座は「マイクロ口座」「プレミアム口座」「ゼロスプレッド口座」の3種類です。
マイクロ口座 | プレミアム口座 | ゼロスプレッド口座 | |
---|---|---|---|
取引方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
口座の基本通貨 | USD, EUR | USD, EUR | USD, EUR |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
1lotの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.01 (10通貨) | 0.01 (1,000通貨) |
最大ロット | 7.00 (70万通貨) | 60.00 (600万通貨) | 60.00 (600万通貨) |
最大ポジション数 | 150 | 300 | 500 |
マージンコール | 40% | 50% | 50% |
ロスカットレベル | 10% | 20% | 20% |
スプレッド | 普通 | 普通 | 極めて狭い |
取引手数料 | – | – | 往復$6〜 |
取引ツール | MetaTrader 4 MetaTrader 5 | MetaTrader 4 MetaTrader 5 | MetaTrader 4 MetaTrader 5 |
最低入金額 | $5 | $100 | $200 |
ボーナス | クレジットボーナス | スーパーチャージボーナス クレジットボーナス | – |
最適な用途 | 超ハイレバトレード | デイトレード | スキャルピング |
- マイクロ口座の特徴
-
「マイクロ口座」は、HotForexで唯一最大1,000倍のレバレッジで取引できる口座です。しかも、最低入金額が$5(約500円)と安く、少額を元手にハイレバトレードで稼ぎたい方にはうってつけ。マージンコールとロスカットレベルもそれぞれ40%・10%と低めの設定なので、含み損が出てもギリギリまで持ちこたえることができます。
ただし、一度で発注できるロット数が7lot (70万通貨)とやや低めで、それ以上を発注するなら分割しなくてはなりません。大きなロットで取引するには向きません。
- プレミアム口座の特徴
-
「プレミアム口座」のレバレッジはマイクロ口座に一歩劣る最大500倍ですが、HotForexの目玉ボーナス「スーパーチャージボーナス」を受け取れる唯一の口座です。一回で最大60lot (600万通貨)まで発注可能なので、大口取引にも向いています。
最低入金額は$100(約1万円)とやや高めではありますが、ボーナスを受け取りつつ本格的にトレードしたい方にはおすすめです。
- ゼロスプレッド口座の特徴
-
「ゼロスプレッド口座」は、スプレッドが極めて狭いかわりに取引手数料がかかるECN口座です。スプレッドとは別に1lotの取引につき$6または$8の取引手数料がかかってしまいますが、スプレッドと取引手数料を合算したトータルコストは他の口座よりも安上がりなので、スキャルピングには最適です。
最低入金額はこの3口座のなかで最も高い$200(約2万円)ですが、TradeviewやExnessのECN口座は最低入金額が$1,000(約10万円)であることを考えると、敷居は低いといえるでしょう。
自動売買用の口座2種類
自動売買用の口座は「AUTO口座」「HFCOPY口座」の2種類です。
AUTO口座 | HFCOPY口座 | |
---|---|---|
取引方式 | STP方式 | STP方式 |
口座の基本通貨 | USD, EUR | USD, EUR |
最大レバレッジ | 500倍 | 400倍 |
1lotの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) |
最大ロット | 60.00 (600万通貨) | 60.00 (600万通貨) |
最大ポジション数 | 300 | 500 |
マージンコール | 50% | 50% |
ロスカットレベル | 20% | 20% |
スプレッド | 普通 | 普通 |
取引手数料 | – | – |
取引ツール | MetaTrader 4 | MetaTrader 4 |
最低入金額 | $200 | $100 |
ボーナス | – | – |
最適な用途 | 自動売買 | コピートレード |
- AUTO口座の特徴
-
「AUTO口座」は、MT4のEA(エキスパートアドバイザー)を用いた自動売買を想定した口座で、基本的なスペックやスプレッドはプレミアム口座と全く同じです。ただし、ボーナスは一切受け取れなくなっています。プレミアム口座でもEAでの自動売買が可能なので、ボーナスが無いことを考えるとあえてAUTO口座を選ぶメリットはありません。
なお、AUTO口座は1人につき1つまでしか作ることができません。
- HFCOPY口座の特徴
-
「HFCOPY口座」は、HorForexが提供するコピートレードサービスを利用するための口座です。HFCOPYは、ストラテジー・プロバイダーと呼ばれるトレーダーの取引をそのままコピー(真似)して取引できるサービスで、成績の良いストラテジー・プロバイダーをフォローすれば自分は何もせず放置するだけで利益を上げることができます。
基本的なスペックはプレミアム口座と同じですが、レバレッジが最大400倍で、ボーナスを受け取ることができません。
5. レバレッジ
HotForexの最大レバレッジは口座によって異なります。最大レバレッジが利用できるのはマイクロ口座のみなので注意しましょう。
口座タイプ | レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|---|
マイクロ口座 | 最大1,000倍 | 0.10% |
プレミアム口座 | 最大500倍 | 0.20% |
ゼロスプレッド口座 | 最大500倍 | 0.20% |
AUTO口座 | 最大500倍 | 0.20% |
PAMM口座 | 最大300倍 | 0.33% |
HFCOPY口座 | 最大400倍 | 0.25% |
ただし、口座の有効証拠金が$300,000(約3,000万円)を超えると、最大75倍(必要証拠金1.33%)に制限されます。参考までに、XMTradingだと口座残高が$100,000(約1,000万円)を超えると最大100倍に制限されることを考えると、HotForexのレバレッジ規制は比較的緩いといえるでしょう。
6. 追証・ゼロカット
HotForexでは「ゼロカットシステム」を導入しているため、追証は絶対に発生しません。
ハイレバレッジで取引を行っている際に、相場の急変動に巻き込まれて強制ロスカットが効かなかった場合、口座残高を超えるマイナスが発生してしまう可能性があります。しかし、口座残高がマイナスになってしまっても、HotForexがマイナス分を補填してゼロに戻してくれます。
ゼロカットシステムが設けられているHotForexで取引すれば、預けた証拠金以上に損する恐れが無く、リスクを限定したうえでハイレバレッジの恩恵を受けられるのです。
7. 取引方式・取引の透明性
HotForexではNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式という取引形態を採用しています。
NDD方式とは、ディーリングデスク(ディーラー)を通さない取引方式のことで、トレーダーの注文は業者のサーバー内で自動的に処理されます。ディーラーの裁量が介在しないため、トレーダーにとって不利なレートで約定したり、業者によるストップ刈りが行われる心配が少なく、透明性と公平性が高い取引方式といえるでしょう。
ちなみに、NDD方式の対となるのがDD(ディーリング・デスク)方式です。
DD方式とは、業者内にディーリングデスクを置いて、トレーダーと業者内のディーラーが相対取引を行います。トレーダーの注文が直接市場へ流れるわけではなく、トレーダー↔業者↔市場という構図となっていて、トレーダーが損をすれば業者は儲かる=利益相反が起こってしまうのが問題視されています。
国内のFX業者の多くはこのDD方式を採用していて、負けるトレーダーが多いからこそ業者は儲けを確保でき、結果として海外FXよりもスプレッドを狭くすることができています。スプレッドが狭い国内FXは、一見するとトレーダーにとって有利にも思えますが、トレーダーの損が狭いスプレッドを維持できている事実を忘れてはいけません。
8. スプレッド・スワップポイント
主要な通貨ペアの平均スプレッドとスワップポイントは以下のとおり。
銘柄 | マイクロ口座 プレミアム口座 | ゼロスプレッド口座 (平均 / 実質) | 買スワップ | 売スワップ |
---|---|---|---|---|
EURUSD | 1.1 | 0.1 / 0.7 | -6.0 | -0.7 |
USDJPY | 1.7 | 0.1 / 0.7 | -0.9 | -8.0 |
GBPUSD | 1.8 | 0.3 / 0.9 | -3.0 | -2.5 |
USDCAD | 2.0 | 0.2 / 0.8 | -2.3 | -3.5 |
USDCHF | 1.7 | 0.2 / 0.8 | -0.5 | -4.0 |
AUDUSD | 1.5 | 0.1 / 0.7 | -1.8 | -1.9 |
NZDUSD | 1.5 | 0.6 / 1.1 | -1.4 | -2.1 |
EURJPY | 1.5 | 0.2 / 0.8 | -4.5 | -2.0 |
GBPJPY | 2.4 | 0.4 / 1.0 | -3.0 | -5.0 |
AUDJPY | 2.2 | 0.5 / 1.3 | -1.4 | -3.1 |
XAUUSD | 2.3 | 1.8 / 2.6 | -5.6 | -0.9 |
9. 取引プラットフォーム
HotForexの取引プラットフォームは、MetaQuotes Software社の「MetaTrader」(メタトレーダー)が採用されていて、MetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5(MT5)両方に対応しています。
裁量トレードを行うならMetaTrader 5、自動売買を主にやるならMetaTrader 4がおすすめです。
MT4とMT5の違いは下の表のとおり。
![]() | ![]() | |
---|---|---|
リリース | 2005年 | 2010年 |
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 |
標準のインジケータ | 30種類 | 56種類 |
標準の描画ツール | 31種類 | 44種類 |
操作性 | 普通 | わかりやすい |
注文板 | ||
銘柄の検索機能 | ||
気配値ウィンドウ | 2種類 | 4種類 |
インジケータの管理 | しやすい | しにくい |
カスタムインジケータ EAの数 | 非常に豊富 | MT4に比べ少ない |
EAでの自動売買 | ||
プログラム言語 | MQL4 | MQL5 |
両建て | ||
対応業者 | ほぼ全てのFX業者 | 一部のFX業者 |
MetaTraderはFXの取引プラットフォームとしては世界トップシェアを誇り、海外FX業者の多くはMetaTraderを採用しています。
10. 入金方法・出金方法
HotForexが用意している入金方法は以下のとおり。
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | $5 (約500円) | 無料 | 即時 |
bitwallet | 1,000円 | 無料 | 即時 |
ビットコイン | $5 (約500円) | 無料 | 通常10分以内 |
ビットコイン キャッシュ | $5 (約500円) | ||
イーサリアム | $100 (約1万円) | 無料 | 通常10分以内 |
リップル | $100 (約1万円) | 無料 | 通常10分以内 |
ライトコイン | $100 (約1万円) | 無料 | 通常10分以内 |
海外FXではおなじみのEウォレットサービス「bitwallet」(ビットウォレット)に対応しているのは嬉しいポイント。bitwalletは多くの海外FX業者が入出金手段として採用しているサービスで、格安の手数料でスピーディーな送金ができることから、広く浸透しています。bitwalletで入出金するためには事前にアカウント登録が必要ですが、海外FXを使うなら欠かせないツールです。
bitwallet以外にもいくつかの入金方法が用意されています。
VISAとMastercardのクレジットカード・デビットカードに対応していて、bitwallet同様に即座に入金可能です。
また、仮想通貨での入金も可能。現在はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)の5種類に対応。お手持ちのウォレットや取引所から仮想通貨を送金し、着金すると通常10分以内には口座に反映されます。
原則的にHotForex側での入金手数料は無料です。ただし、bitwallet側での入金手数料や仮想通貨を送金する際のトランザクションフィーは顧客負担となります。
出金方法は以下のとおり。
出金方法 | 最低出金額 | 手数料 | 反映時間 | 利益分出金 |
---|---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | $5 (約500円) | 無料 | 数日 〜2ヶ月 | |
bitwallet | $20 (約2,000円) | 無料 | 1営業日 以内 | |
ビットコイン | $5 (約500円) | 無料 | 1〜3営業日 以内 |
入金同様に出金でもbitwalletに対応していて、HotForexからbitwalletへ出金する際の手数料は無料。ただし、bitwalletから国内の銀行口座へ出金する際に一律824円の手数料がかかります。
クレジットカード・デビットカードで出金する場合、ショッピング枠で決済した分をキャンセル(返金)するという処理が行われるため、カードで入金した分以上を出金することはできません。例えば、カードで3万円入金した後、7万円の利益を得て残高が10万円になったとしましょう。残高10万円をすべて引き出す場合は次のように手続きを進めます。
- カードへ3万円を返金
- その他の出金方法(Eウォレット・仮想通貨・銀行送金)で7万円を出金
11. ボーナスキャンペーン
HotForexは昔からボーナスが豪華なことで知られており、集客にとても力を入れている印象です。現在は、3種類のボーナスを用意しています。
- 100%スーパーチャージボーナス
- 100%クレジットボーナス
- ロイヤルティプログラム
HotForexの新規口座および追加口座を作る際に、100%スーパーチャージボーナスもしくは100%クレジットボーナスのどちらかを選ぶことができます。
ただし、100%スーパーチャージボーナスを選べるのはプレミアム口座のみで、なおかつ1人1口座までしか適用できません。また、ゼロスプレッド口座はどちらのボーナスも対象外となります。
ロイヤリティプログラムについては、すべてのリアル口座が対象となります。(デモ口座は対象外)
100%スーパーチャージボーナス
「100%スーパーチャージボーナス」は、入金ボーナスと取引キャッシュバックがセットになった複合ボーナスです。
プレミアム口座を作るときにのみ選ぶことができて、なおかつ1人につき1回までしか選ぶことができません。
入金ボーナスは、初回入金$500以上もしくは追加入金$250以上に対して100%(入金額と同額)のボーナス付与され、累計入金額が$50,000(約500万円)に達するまで何度も受け取れます。入金ボーナスは取引証拠金として使うことができますが、出金することはできません。
取引キャッシュバックは、1lot(10万通貨)の取引あたり$2で、リベートの累計受取額が$8,000に達するまで受け取れます。逆算すると、累計取引量が4,000lot(4億通貨)に達するまで継続的にキャッシュバックを受けられます。
また、受け取ったキャッシュバックは取引証拠金として使えるだけでなく、そのまま出金も可能。1lotあたり$2のキャッシュバックは、0.2pipsのスプレッドが還元されていることになるので、間接的に取引コストを抑えることができるのです。
非常に魅力的なキャッシュバックシステムですが、以下の制約には気をつけましょう。2分以内に決済する超短期のスキャルピングでは、キャッシュバックの恩恵を受けられません。
- 1分以内に決済したポジションはキャッシュバック対象外
- 2分以内に決済したポジションのキャッシュバックは通常の半額
100%クレジットボーナス
「100%クレジットボーナス」は、1口座あたり累計入金額が$30,000(約300万円)に達するまで、入金するたびに何度も100%ボーナス(入金額と同額のボーナス)が貰えるというもの。
貰える上限額は100%スーパーチャージボーナスよりも少なくなっています。しかし、100%スーパーチャージボーナスは1人1回までしか選べませんが、100%クレジットボーナスは2口座以降でも選ぶことができて、HotForexは1人で最大5口座まで持てるので、$30,000 x 5口座 = 最大$150,000(約1,500万円)の入金ボーナスを受け取れます。
こちらのボーナスも、100%スーパーチャージボーナス同様に原則として出金することはできず、取引証拠金として使うことが前提となります。ただし、注文と決済の価格差が3pipsある取引を行い、なおかつボーナスの総額÷2lot以上の取引を行うことで、例外的に出金可能になります。
ロイヤリティプログラム
「ロイヤリティプログラム」は、取引を行うごとに一定の還元率で「HotForexバー」が貯まる、ある種のポイントサービスです。貯まったHotForexバーは、現金・証拠金へ交換したり、各種サービスの支払いに充てることができます。
ロイヤリティプログラムは、HotForex会員なら全員がサービス対象となりますが、事前にmyHF(HotForexの会員ページ)から「トレードィングリワード」の申し込みを行う必要があります。
HotForexの還元率は「リワードレベル」によって上下します。取引を行った日数が増えると、レッド→シルバー→ゴールド→プラチナの順でレベルアップしていき、以下の表のとおり獲得できるHotForexバーが増えていきます。
リワードレベル | 昇格条件 | 獲得バー数 |
---|---|---|
レッド | トレードィングリワードへ登録 | 6本 / 1lot |
シルバー | 取引日数が31日以上 | 8本 / 1lot |
ゴールド | 取引日数が62日以上 | 10本 / 1lot |
プラチナ | 取引日数が105日以上 | 12本 / 1lot |
貯まったHotForexバーは35本=$1で、1,000本から現金・証拠金へ交換できます。現金・証拠金へ交換することを前提としたリワードレベル別の還元率は次のとおり。
リワードレベル | 獲得バー数 | 還元率 |
---|---|---|
レッド | 6本 / 1lot | $0.17 / 1lot |
シルバー | 8本 / 1lot | $0.22 / 1lot |
ゴールド | 10本 / 1lot | $0.28 / 1lot |
プラチナ | 12本 / 1lot | $0.34 / 1lot |
また、HotForexが用意する各種サービスの支払いに充てることもできます。
オートチャーティスト 1ヶ月分 | 150本 |
SILVER VPS 1ヶ月分 | 1,100本 |
SILVER VPS 3ヶ月分 | 3,100本 |
HotForexのアナリストとのプライベートセッション1時間 | 2,500本 |
12. サポート体制
- ライブチャット:平日15:30~24:00
- メール:support@hotforex.com
- 電話:+442033185978
HotForexのWebサイトは全て日本語化されています。英語力はほとんど必要なく、自分の名前や住所をローマ字表記で書ければ特に問題なく利用できます。
また、日本人スタッフも在籍していて、わからない事やクレームがあれば日本語で問い合わせることができます。平日の15:30から24:00までなら日本語のライブチャットが使えるほか、メールや電話での問い合わせも可能。
HotForexのメリット
HotForexを使うメリットを、実際の使い心地やネット上の評判などを交えながらご紹介します。
FXや各種CFD、個別株、ETFなど幅広い銘柄を取引可能
HotForexの取り扱う通貨ペア数は48種類と、他社に比べると特別多いわけではありません。しかし、CFD商品がとにかく豊富で、貴金属や原油、個別株CFDや仮想通貨CFDなどなど、100種類を超える銘柄をラインナップ。さらに、MT5口座なら海外の個別株のDMA(ダイレクトマーケットアクセス)取引も可能で、世界各国の900種類を超える銘柄を取引できます。
全ての商品を合わせると種類は実に1,000種類を超え、その実態はもはやFXブローカーではなく証券会社。ありとあらゆる銘柄を一つの口座で取引できるのはHotForexならではの魅力といえるでしょう。
マイクロ口座は最大1,000倍レバレッジ✕ロスカット率10%
マイクロ口座は最大1,000倍という桁外れのハイレバレッジが魅力で、なおかつロスカットレベルは10%と低水準。
レバレッジが高くロスカットレベルが低いということは、ハイレバなポジションを持ったときに含み損を抱えてもギリギリまで耐えられるということで、少額のハイレバトレードにはうってつけの口座です。
ギャンブル性の高いトレードをやるなら、ロスカットレベルが0%のiFOREXもおすすめですが、iFOREXは最大400倍レバレッジ止まり。より効率よく爆益を狙いたい方にはHotForexのマイクロ口座をおすすめします。
ゼロスプレッド口座なら取引コストが安い
ゼロスプレッド口座は、狭いスプレッドとは別に取引手数料が発生するECN口座で、XMTradingのZero口座としばしば比較されます。
XMTrading Zero口座も取引コストが抑えられることから、スキャルピングやデイトレードとの相性が良いことで知られていますが、いかんせん取引手数料が割高で、1lotの取引あたり$10(値幅換算すると1.0pips相当)の手数料がかかります。
対するHotForexゼロスプレッド口座の手数料は、メジャー通貨ペアでは$6 / 1lotと非常に安く、それ以外の通貨ペアでも$8 / 1lotとXM Zero口座よりも割安です。主要な通貨ペアで比較してみたところ、なんとすべての銘柄においてXM Zero口座よりもHotForexゼロスプレッド口座のほうが取引コストを抑えられることがわかりました。
(次の表では、スプレッド/手数料込みの実質スプレッド を掲載しています)
銘柄 | HotForex ゼロスプレッド口座 | XMTrading Zero口座 |
---|---|---|
EURUSD | 0.1pips / 0.7pips | 0.1pips / 1.1pips |
USDJPY | 0.1pips / 0.7pips | 0.1pips / 1.1pips |
GBPUSD | 0.3pips / 0.9pips | 0.3pips / 1.3pips |
USDCAD | 0.2pips / 0.8pips | 0.5pips / 1.5pips |
USDCHF | 0.2pips / 0.8pips | 0.4pips / 1.4pips |
AUDUSD | 0.1pips / 0.7pips | 0.4pips / 1.4pips |
NZDUSD | 0.6pips / 1.1pips | 0.1pips / 1.1pips |
EURJPY | 0.2pips / 0.8pips | 0.4pips / 1.4pips |
GBPJPY | 0.4pips / 1.0pips | 1.2pips / 2.2pips |
AUDJPY | 0.5pips / 1.3pips | 1.2pips / 2.2pips |
XAUUSD | 1.8pips / 2.6pips | 2.1pips / 3.1pips |
追証を心配せずハイレバ取引できる
HotForexには「ゼロカットシステム」が導入されているため、万が一にも口座残高がマイナスになってしまっても、そのマイナス分をHotForex側が補填してゼロに戻してくれます。
ゼロカットのあるHotForexで取引していれば、たとえハイレバトレードに失敗して口座残高を超えるほどの大損をしてしまっても、その時に失うのは口座のお金だけ。どれほどマイナス残高が膨らんでしまっても、マイナス分は必ずゼロカットされるので追証が請求される心配がありません。
日本国内では、法律によって「業者が顧客の損失を補填する行為」を禁止していることから、ゼロカットを行う業者は一社たりとも存在しません。マイナス分を顧客へ請求する「追証」という悪魔のシステムがあるせいで、FXで失敗したがために到底払いきれない借金を背負ってしまう人が後を絶たないのです。
このような背景から、年々追証の危険性とゼロカットの重要性が認知されているとともに、ゼロカットのある海外FX業者のニーズが高まっています。
法人口座を作れる
HotForexでは、個人名義の口座のみならず法人名義の口座も作ることができます。法人で海外FXトレードをしたいならHotForexはとても良い選択肢でしょう。XMでは残念ながら法人口座を作れないため、その代替策としてHotForexを選ぶ方も多いです。
個人口座を作るときに比べると必要すべき書類が多いため、やや手間はかかりますが、基本的に個人口座と同じ手続きで作ることができます。日本の法人が法人口座を作る際に求められる書類は以下の4点。
- 法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 法人の公共料金等の請求書:公共料金の明細書・請求書、銀行利用明細書、印鑑登録証明書など1点
- 法人代表者の本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど1点
- 法人代表者の住所確認書類:公共料金の明細書・請求書、銀行利用明細書、印鑑登録証明書、住民票など1点
すべて日本語の書類で問題ありませんが、HotForex側での翻訳作業に時間がかかるため、必要書類を提出してから取引できるまで2週間〜1ヶ月ほど時間を要します。
HotForexのデメリット
日本円口座が用意されていない
日本人にとって最も大きなデメリットは、日本円建ての取引口座が用意されていないこと。HotForexで選べるUSD(米ドル), EUR(ユーロ), NGN(ナイジェリアナイラ)の3種類で、残念ながらJPY(日本円)を選ぶことができません。
2019年春頃に日本円口座がリリースされるとの噂がありました。しかし、日本金融庁の規制が絡んでいるためか、1年以上たった今でも円口座は用意されていません。
ボーナスを取引に使えない
HotForexでは他のFX業者を圧倒する超豪華な入金ボーナスが用意されていて、入金すると同額のボーナスを受け取ることができますが、そのボーナスは取引に使うことができません。
例えば、残高10万円+ボーナス10万円=20万円の証拠金がある状態で、10万円の含み損を出したとしましょう。すると、20万円−10万円=10万円の証拠金が残ると思いきや、残高と同額の損失を出した時点でボーナスは全額消滅してしまい、結果として証拠金は0円になります。
ボーナスを受け取ることで、口座の維持率を高く保つことが可能になるものの、取引に使えないというのは致命的なデメリットです。
ボーナスを取引に使いたい方は、残高が0になってもボーナスが残っていれば取引を続けられる業者を選びましょう。例えば、XMTradingやFXGTなら口座残高が0になってもボーナスはそのまま残ります。
銀行送金に対応していない
HotForexは入出金手段が少なく、銀行送金に一切対応していません。国内の銀行とHotForex間で入出金するためには、bitwalletを介す必要があります。
クレジットカード・デビットカードは即時入金が可能ですが、利益分を引き出すことはできません。ビットコイン等の仮想通貨で入出金することもできますが、相場変動の影響を受けやすく、仮想通貨と日本円を交換する手間もかかるため、万人にはおすすめできません。
となると、実用的といえる入出金方法はbitwalletのみ。HotForexを使うならbitwalletのアカウント登録も済ませておくと良いでしょう。
信託保全がなく補償が不十分
HotForexには信託保全が設けられておらず、預けた証拠金が確実に守られる保証はありません。
最大500万ユーロ(約6億円)の民事賠償保険に加入しているとはいえ、会社全体で500万ユーロはあまりにも少なすぎます。
安心して取引したい方は、信託保全を導入しているAXIORYやTradeview等のプロ向け業者を選ぶことをおすすめします。
HotForexの口座開設~取引開始までの流れ
HotForexの口座開設と取引開始までの具体的な流れは、次のとおり。
- HotForexの登録ページからmyHFアカウント登録する
- 個人情報を登録する
- 本人確認書類と現住所確認書類をアップロード
- myHF(会員ページ)から取引口座を開設
- myWalletへ入金して取引口座へ資金を移動させる
- MT4・MT5をインストールして取引を始める (パソコン・スマホどちらもでOK)
HotForexを使うべき人とは
この記事ではHotForexのレビューやメリット・デメリットを詳しくチェックしてきました。
最後に、HotForexを使うべき人とHotForexを使わないほうが良い人の特徴をまとめます。
- 少額でギャンブルトレードを楽しみたい人(マイクロ口座)
- 取引コストを抑えてスキャルピングしたい人(ゼロスプレッド口座)
- 追証が発生しない環境で安心してトレードしたい人
- FXや仮想通貨、株式など様々な商品をトレードしたい人
- 休日も仮想通貨FXをしたい人
- 法人口座を持ちたい人
- 日本円建て口座で取引したい人
- 残高が無くなったときにボーナスだけで取引したい人
- 銀行送金で入出金したい人
- 信託保全のある環境下で安心してトレードしたい人
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