海外FX業者「Axi」(アキシ)を総合的な視点でレビューします。
Axiはオーストラリア最大級のブローカーで、かつて日本でもサービスを提供していましたが、2019年5月末に日本顧客の受け入れをストップしました。
しかし、2022年8月より新たな金融ライセンスを取得したことで、日本顧客の受け入れを再開し、日本語によるカスタマーサポートも受けられるようになりました。
安全性や信頼性、口座スペック、使いやすさなどを、ネット上の評判などを交えながら詳しくまとめました。これからAxiで取引したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
今のところ、他社に比べて特別秀でたポイントは少ないですが、今後サービス拡充が予定されていることから、注目すべき一社といえるでしょう。
公式サイト:Axi / Online Trading Platform, CFDs, Crypto & Forex Broker
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Axiの良い評判・メリット
親会社は豪州のライセンスを取得済み
Axiの親会社はオーストラリアのAxiCorp Financial Services Pty Ltdで、ASIC(オーストラリア証券投資委員会)の金融ライセンス(番号:127 606 348)を取得しており、信頼性の高い業者であることが伺えます。
日本顧客が口座開設する際はオーストラリアの管轄ではなく、セントビンセント・グレナディーンのAxiTrader Limitedの管轄となりますが、こちらも金融ライセンスを取得済みです。
ただ、オーストラリアの金融ライセンスと比べると、ややマイナーな位置づけで権威性も高くありません。
最大1,000倍レバレッジ
Axiはスタンダード口座、プレミアム口座、エリート口座の3種類の口座タイプが用意されていますが、全ての口座タイプにおいて最大1,000倍の高いレバレッジ取引が可能です。
日本国内のFX業者は最大でも25倍までしかレバレッジをかけられないので、単純計算で40倍も資金効率を高めることができます。
ただし、保有するポジション量が増えると、段階的にレバレッジが変動するダイナミックレバレッジが設けられているため、必ずしも1,000倍で取引できるわけではありません。
銘柄が多く、仮想通貨もトレードできる
Axiの取り扱い銘柄はとても多種多彩で、FX通貨ペアだけでも67種類あり、その他のCFD商品も豊富です。
- FX通貨ペア:67種類
- 貴金属CFD:現物6種類・先物2種類
- エネルギーCFD:先物3種類
- コモディティCFD:先物3種類
- 株式指数現物CFD:現物16種類・先物11種類
- 通貨指数CFD:2種類
- 仮想通貨CFD:26種類
- 個別株CFD:50種類
上位口座のスプレッドが激狭
Axiの口座タイプは3種類あり、「スタンダード口座」「プレミアム口座」「エリート口座」が用意されています。
スタンダード口座のスプレッドは1.3pips〜(実測値)とまずまずなレベルですが、プレミアム口座なら往復$7の手数料を含めても1.0pips前後で、スキャルピングも快適にこなせるでしょう。
口座タイプ | スプレッド | 手数料 |
---|---|---|
スタンダード | 1.3pips〜 | – |
プレミアム | 0.2pips〜 | 1lotあたり$7 |
エリート | 0.2pips〜 | 1lotあたり$3.5 |
手数料が最も安いのは「エリート口座」で、1lotあたり$3.5となっていますが、最低入金額が$25,000(約350万円)と非常に高く、カスタマーサポートへ申請しないと開設できません。
エリート口座は最大4週間のスワップフリー
Axiの最上位口座「エリート口座」では、全銘柄において保有から2週間はスワップフリーとなり、マイナススワップの心配なく長期トレードができます。
また、以下の人気銘柄7種類は、保有から4週間のスワップフリーが適用されます。
- EURUSD
- USDJPY
- GBPUSD
- GBPJPY
- EURJPY
- XAUUSD
- BTCUSD
エリート口座は最低入金額が$25,000〜と、かなりハードルの高い口座ではあるものの、それに見合うハイスペックが魅力といえるでしょう。
ストップレベルゼロ
Axiは全ての銘柄においてストップレベルがゼロになっています。
現在値の直上・直下にも指値・逆指値を置くことができるので、スキャルピングとの相性は抜群です。
大手LPと提携していて約定力が高い
Axiは世界中の大手リクイディティプロバイダーと提携することで、十分な流動性を確保しており、LPへ直接注文を流すNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式を採用しているため、約定力の高さが強みです。
事実、Axiを使っているトレーダーからも「約定力が高い」「値段が滑りにくい」といった好評が目立ち、スキャルピングに適した環境であることが伺える。
Axiの悪い評判・デメリット
ゼロカットシステムが承認制
Axiでは追証(おいしょう)が発生しないので、万が一口座残高を超える損失を被ってしまっても、追加で請求されることはありません。
ただし、海外FXでは当たり前となっているゼロカットシステムが都度承認制となっていて、カスタマーサポートへ申請して承認されれば補填される仕組みとなっています。
絶対にゼロカットが実行されるという保証がないので、ゼロカットありきのギャンブルトレードはやめたほうが良さそうです。
上位口座は最低入金額が高い
Axiの省スプレッド口座「プレミアム口座」は最低$500(約7万円)、「エリート口座」は最低$25,000(約350万円)からでないと入金できず、ハードルが高めの上級者向け口座となっています。
口座タイプ | 最低入金額 |
---|---|
スタンダード口座 | $0 |
プレミアム口座 | $500 (約7万円) |
エリート口座 | $25,000 (約350万円) |
スタンダード口座には最低入金額が設けられておらず、少額からでも入金できるので、資金が少ないうちはスタンダード口座を使うと良いでしょう。
プラットフォームはMT4のみ
Axiの取引プラットフォームは「MT4」(MetaTrader 4)のみとなっていて、新しいバージョンの「MT5」や、一部ブローカーで採用されている「cTrader」には非対応です。
ボーナス・キャンペーンには消極的
Axiはスプレッド狭さや取引環境への投資に全力を注いでいる印象で、その代償ともいうべきか、ボーナスやキャンペーンは消極的です。
XMTradingやGEMFOREXのように口座開設ボーナスや入金ボーナスは用意されていないので、基本的には自己資金100%でトレードを始めることになります。
Axiの取り扱い通貨ペア・銘柄
- メジャー通貨ペア (7種類)
-
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
- クロス円ペア (10種類)
-
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, MXNJPY, NOKJPY, NZDJPY, SGDJPY, ZARJPY
- マイナーペア (50種類)
-
AUDCAD, AUDCHF, AUDNZD, AUDPLN, AUDSGD, CADCHF, CADSGD, CHFSEK, CHFSGD, EURAUD, EURCAD, EURCHF, EURCZK, EURGBP, EURHUF, EURNOK, EURNZD, EURPLN, EURRON, EURSEK, EURSGD, EURZAR, GBPAUD, GBPCAD, GBPCHF, GBPCZK, GBPMXN, GBPNOK, GBPNZD, GBPPLN, GBPSEK, GBPSGD, NOKSEK, NZDCAD, NZDCHF, PLNHUF, USDCNH, USDCZK, USDHKD, USDHUF, USDILS, USDINR, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDRON, USDSEK, USDSGD, USDTHB, USDZAR
Axiのスプレッド
銘柄 | スタンダード | プレミアム (平均 / 実質) | エリート (平均 / 実質) |
---|---|---|---|
EURUSD | 1.3 | 0.2 / 0.9 | 0.2 / 0.55 |
USDJPY | 1.3 | 0.4 / 1.1 | 0.4 / 0.75 |
GBPUSD | 1.5 | 0.6 / 1.3 | 0.6 / 0.95 |
USDCAD | 1.4 | 0.6 / 1.3 | 0.6 / 0.95 |
USDCHF | 1.9 | 0.6 / 1.3 | 0.6 / 0.95 |
AUDUSD | 1.5 | 0.7 / 1.4 | 0.7 / 1.05 |
NZDUSD | 1.6 | 0.7 / 1.4 | 0.7 / 1.05 |
EURJPY | 1.6 | 0.6 / 1.3 | 0.6 / 0.95 |
GBPJPY | 1.9 | 1.0 / 1.7 | 1.0 / 1.35 |
AUDJPY | 2.0 | 1.1 / 1.8 | 1.1 / 1.45 |
XAUUSD | 0.19 | 0.10 / 0.17 | 0.10 / 0.135 |
Axiの入金方法
Axiの入金方法は銀行送金、bitwallet、仮想通貨が用意されています。
日本の銀行口座からの振り込みに対応しています。海外送金ではなく国内送金になるので、手数料無料かつ早ければ即日中に取引口座へ着金して、すぐに取引を始めることができます。
また、海外FXではおなじみのオンラインウォレット「bitwallet」にも対応しているので、既にbitwalletをお使いの方は即時入金が可能です。
2023年5月現在、次の入金方法が用意されています。
入金方法 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 無料 | 即日〜2営業日 |
bitwallet | 無料 | 即時 |
BTC | 無料 | 即時 |
ETH | 無料 | 即時 |
XRP | 無料 | 即時 |
LTC | 無料 | 即時 |
XLM | 無料 | 即時 |
USDT | 無料 | 即時 |
Axiの出金方法
Axiの出金方法は、基本的に入金方法と同じものが選べます。
出金においても国内銀行送金やbitwalletに対応しているので、出金スピードはとても速く、最短で即日に着金します。
出金方法 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 無料 | 即日〜2営業日 |
bitwallet | 無料 | 即日〜2営業日 |
BTC | 無料 | 1時間 |
ETH | 無料 | 1時間 |
XRP | 無料 | 1時間 |
LTC | 無料 | 1時間 |
XLM | 無料 | 1時間 |
USDT | 無料 | 1時間 |
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申請内容に問題がなければ、14営業日以内に当該のMT4口座へ$100が現金として振り込まれます。
Axiの口座開設〜取引開始までの流れ
Axiの口座開設と取引開始までの具体的な流れは、次のとおり。
- Axiの口座開設ページにて新規登録を行う
- 身分証明書のアップロード
- 口座へ入金する
- MT4をインストールして取引を始める (パソコン・スマホどちらもでOK)
Axiを使うべき人とは
この記事ではAxiのレビューやメリット・デメリットを詳しくチェックしてきました。最後に、Axiを使うべき人とAxiを使わないほうが良い人の特徴をまとめます。
Axiは全体的にスプレッドが狭く、特に上位口座の「プレミアム口座」や「エリート口座」を使えば取引コストを格段に抑えることができます。
また、大手LPと提携することで流動性を確保し、約定スピードや滑りの軽減を実現していることから、デイトレードやスキャルピングとの相性が良いといえます。
FX通貨ペアの種類はもちろん、CFD商品も充実しているため、幅広い銘柄をトレードしたい人にも向いているでしょう。
- スプレッドが狭い環境で快適にスキャルピングをしたい人
- 約定力の高さ、透明性の高さを求める人
- FX通貨ペアだけでなく他のCFD商品も幅広くトレードしたい人
- 最大1,000倍のハイレバトレードで効率的に資金を増やしたい人
逆に、Axiを使わないほうが良い人の特徴をまとめると次のとおり。
- ボーナスを駆使してお得にトレードしたい人
- 頻繁にゼロカットにかかる人
- MT4以外のプラットフォームを使いたい人
Axiはスプレッドの狭さを追求している業者なので、残念ながらボーナスやキャンペーンは用意されていません。口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、お得なボーナスを受け取ってトレードしたい方は、XMTradingやGEMFOREXを検討しましょう。
また、ゼロカットが都度承認制なので、頻繁にゼロカットにかかるようなギャンブル性の高いトレードをする人には不向きといえます。
それから、Axiの取引プラットフォームはMT4の一択となっているため、MT5やcTraderなどその他のプラットフォームを使いたい人は諦めざるを得ません。
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