2018年にサービス開始した新興海外FX業者「GeneTrade」を総合的な視点からレビューします。
GeneTradeが新規口座開設するだけで10,000円のボーナスを貰うことができ、資金を入金しなくてもトレードを始められることから、FX初心者を中心に人気を集めている業者です。
さらには最大$5,000の入金ボーナスも提供されており、お得にトレードできる業者ですが、まだ設立から日が浅く情報量も限られています。
そこでこの記事では、GeneTradeの安全性や信頼性、口座スペック、使いやすさなどを、ネット上の評判などを交えながら詳しくまとめました。
公式サイト:GeneTrade | 最高の取引条件でFX & CFD取引
GeneTradeの良い評判・メリット
最大1,000倍のハイレバレッジ

GeneTradeのレバレッジは最大で1,000倍までかけられます。
XMTradingやGEMFOREX、FXGTなど人気の海外FX業者はレバレッジ1,000倍で肩を並べていて、GeneTradeもそれらに追従しています。
日本国内のFX業者はどこも25倍までしかレバレッジをかけられないため、仮に$1=130円のUSDJPY(米ドル/日本円)を1万通貨取引する場合、国内FXだと52,000円の証拠金が必要になります。
しかし、GeneTradeではわずか1,300円の証拠金で同じ1万通貨を取引でき、GeneTradeを使うことで資金効率の良いトレードが可能で、少ない資金を大きく増やすにはとても有利です。
追証を心配せずハイレバ取引できる

GeneTradeには「ゼロカットシステム」が導入されているため、万が一にも口座残高がマイナスになってしまっても、そのマイナス分をGeneTrade側が補填してゼロに戻してくれます。
ハイレバレッジで取引を行っている際に、相場の急変動に巻き込まれて強制ロスカットが効かなかった場合、口座残高を超えるマイナスが発生してしまう可能性があります。
しかし、口座残高がマイナスになってしまっても、GeneTradeがマイナス分を補填してゼロに戻してくれます。どれほどマイナス残高が膨らんでしまっても、マイナス分は必ずゼロカットされるので追証が請求される心配がありません。
日本国内では、法律によって「業者が顧客の損失を補填する行為」を禁止していることから、ゼロカットを行う業者は一社たりとも存在しません。マイナス分を顧客へ請求する「追証」という悪魔のシステムがあるせいで、FXで失敗したがために到底払いきれない借金を背負ってしまう人が後を絶たないのです。
このような背景から、年々追証の危険性とゼロカットの重要性が認知されているとともに、ゼロカットのある海外FX業者のニーズが高まっています。
GeneTradeでは「ゼロカットシステム」を導入しているため、追証は絶対に発生しません。
ゼロカットシステムが設けられているGeneTradeで取引すれば、預けた証拠金以上に損する恐れがありません。つまり、リスクを限定したうえで最大1,000倍というハイレバの恩恵を受けられるのです。
新規口座開設で1万円ボーナスが貰える

GeneTradeでは現在、新規口座開設と必要書類のアップロードを済ませて認証を行ったユーザー全員に対し、10,000円の口座開設ボーナスを配布しています。
自己資金を入金する必要はなく、口座開設するだけでボーナスを受け取れるので、元手なしでトレード始められるのが魅力です。
ただし、受け取ったボーナスそのものを出金することはできず、実際に出金できるのはトレードで得た利益のみ。
また、ボーナス獲得後に2lot(20万通貨)以上を取引しないと、利益を出金できないので注意しましょう。
最大$5,000の75%入金ボーナス

新規口座開設ボーナスだけでなく、入金ボーナスも用意されており、GeneTradeの取引口座へ資金を入金すると入金額に対する75%がボーナスとして付与されます。
例えば、10,000円入金すると7,500円がボーナスとして付与され、合計17,500円が証拠金として取引口座へ振り込まれます。
入金額 | ボーナス | 証拠金合計 |
---|---|---|
$100 | $75 | $175 |
$500 | $375 | $875 |
$1,000 | $750 | $1,750 |
$3,000 | $2,250 | $5,250 |
$5,000 | $3,750 | $8,750 |
$6,666 | $5,000 | $11,666 |
$10,000 | $5,000 | $15,000 |
入金ボーナスはボーナスの累計受け取り額が$5,000(約65万円)に達するまで何度も受け取ることができるため、最初からまとめて振り込まなくても大丈夫です。
口座開設ボーナス同様にボーナスそのものを出金することはできませんが、自己資金とあわせて証拠金として使うことで本来よりも大きな取引ができるようになり、資金効率が上がります。
マイクロ口座なら10通貨から取引できる
GeneTradeでは「スタンダード口座」と「マイクロ口座」の2種類の口座タイプが用意されており、口座タイプによって1lotあたりの価値が異なります。
スタンダード口座は1lotが10万通貨となりますが、マイクロ口座は1lotが1,000通貨となり、少ない資金で小さなロットを取引したい人にはマイクロ口座が適しています。
また、スタンダード口座もマイクロ口座も最小の取引ロットは0.01lotと非常に小さく、マイクロ口座なら最小10通貨から取引可能です。
仮にUSDJPY(米ドル/日本円)ペアで10通貨のポジションを持つと、万が一100pips(1円)逆行しても損失はたったの10円で収まるので、損失を限りなく抑えたい人には向いています。
一定条件クリアでVPSを無料で使える
GeneTradeでは次の条件を全て満たすことで、VPSサービスを無料で使うことができます。
- リアル口座に$5,000(約60万円)以上の証拠金がある(ボーナスは含まない)
- 直近一ヶ月間で5lot (50万通貨)の取引がある
ちなみに、本来は月額$28かかるサービスなので、2つの条件を満たすだけでそれが無料で使えるのはとてもお得です。
VPSとはバーチャルプライベートサーバー(Virtual Private Server)の略称で、業者のサーバー内に自分だけのパソコン環境を用意して、自分のパソコンから遠隔操作できるサービスです。
自宅のパソコンで自動売買を行うならMT4を24時間365日つけっぱなしにする必要がありますが、常時稼働のVPSがあれば自宅のパソコンをつける必要がなくなるので、電気代を節約しつつ、災害や停電のリスクも避けられます。
日本語サポート対応で安心
GeneTradeには日本人スタッフが在籍しており、平日の9:00〜18:00と22:00〜翌7:00の間なら日本語ライブチャットを通じて質問やクレームを投げかけることができます。
メールでのサポートも行っており、こちらは問い合わせから通常1営業日以内に返信が届きます。
また、ウェブサイトが100%日本語に対応しているので、英語力に自信がない方でも迷わず口座開設して使うことができるでしょう。
GeneTradeの悪い評判・デメリット
分別管理のみで信託保全はなし
FX業者の安全性をはかるうえで絶対に見逃してはいけないのが、資金の保全方法。
顧客から預かったお金を信託銀行へ預け、万が一業者が倒産しても100%返金される「信託保全」があるか否かで、その業者に対する評価は大きく変わってきます。
GeneTradeでは残念ながら信託保全を設けておらず、分別管理のみとなっています。
運転資金とトレーダーの証拠金は別々に切り離されて管理されているものの、万が一GeneTradeが経営難に陥ったときに顧客の資金が流用されるリスクはゼロとは言い切れません。
全体的にスプレッドが広い
GeneTradeのスプレッドは全体的に広く、最もスプレッドが狭いEURUSD(ユーロ/米ドル)ペアですら平均1.6pips、USDJPY(米ドル/日本円)ペアでは平均1.8pipsを推移しています。
他の海外FX業者と比較してみると、GeneTradeはかなり広めの水準であることがわかります。
通貨ペア | GeneTrade | XMTrading | GEMFOREX |
---|---|---|---|
EURUSD | 1.6 | 1.7 | 1.4 |
USDJPY | 1.8 | 1.6 | 1.4 |
GBPUSD | 2.5 | 2.2 | 2.2 |
USDCAD | 2.2 | 2.2 | 2.0 |
USDCHF | 2.4 | 2.2 | 1.9 |
AUDUSD | 2.0 | 1.5 | 1.5 |
NZDUSD | 3.5 | 1.8 | 1.8 |
ボーナスが貰えて、なおかつGeneTradeよりもスプレッドが狭い業者としては、XMTrading(平均1.6pips)やGEMFOREX(平均1.4pips)、iFOREX(平均0.8pips)などがありますので、GeneTradeの広さが際立ちます。
銀行振込による入金に非対応
GeneTradeが用意している入金手段は、クレジットカードもしくはEウォレット(bitwallet・STICPAY)のみです。
銀行送金は国内送金にも海外送金にも対応していないので、GeneTradeと銀行間で資金を入出金したいときはbitwalletを使う必要があります。
プラットフォームはMT4のみ
海外FXの多くは、業界のスタンダードであるMetaTrader 4(MT4)を採用していますが、最近は新バージョンのMetaTrader 5(MT5)を取り扱う業者も増えてきました。
XMTrading、AXIORY、Exnessのように、MT4とMT5の両方を提供している業者が目立ちます。
そんななか、GeneTradeで選べる取引プラットフォームはMetaTrader 4(MT4)のみで、MT5には非対応。MT5に使い慣れている方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。
GeneTradeの口座タイプ
GeneTradeの口座タイプは「スタンダード口座」と「マイクロ口座」の2種類で、両者の違いは1lotあたりの価値のみ。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
---|---|---|
取引方式 | NDD方式 | NDD方式 |
取引銘柄 | FX通貨ペア 貴金属 | FX通貨ペア 貴金属 |
口座の基本通貨 | JPY USD EUR GBP HUF PLN ZAR | JPY USD EUR GBP HUF PLN ZAR |
最大レバレッジ | 最大1,000倍 | 最大1,000倍 |
1lotの価値 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.01 (10通貨) |
最大ロット | – | – |
スプレッド | やや広い | やや広い |
取引手数料 | – | – |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取引ツール | MetaTrader 4 | MetaTrader 4 |
最低入金額 | $5 | $5 |
ボーナス | あり | あり |
GeneTradeの取り扱い通貨ペア・銘柄
- メジャー通貨ペア (7種類)
-
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
- クロス円ペア (7種類)
-
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, NZDJPY, SGDJPY,
- マイナーペア (43種類)
-
AUDCAD, AUDCHF, AUDNZD, CADCHF, CHFSGD, EURAUD, EURCAD, EURCHF, EURDKK, EURGBP, EURHKD, EURHUF, EURNOK, EURNZD, EURPLN, EURRUB, EURSEK, EURSGD, EURTRY, EURZAR, GBPAUD, GBPCAD, GBPCHF, GBPDKK, GBPNOK, GBPNZD, GBPSEK, GBPSGD, NZDCAD, NZDCHF, NZDSGD, USDCNH, USDDKK, USDHKD, USDHUF, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDRUB, USDSEK, USDSGD, USDTRY, USDZAR
GeneTradeのスプレッド・スワップ
GeneTradeの主要ペアのスプレッドとスワップポイントをまとめました。スワップポイントは2022年8月2日時点の円建て換算です。
銘柄 | 平均スプレッド | 買スワップ | 売スワップ |
---|---|---|---|
EURUSD | 1.6pips | -1,528円 | +711円 |
USDJPY | 1.8pips | +492円 | -1,108円 |
GBPUSD | 2.5pips | -1,200円 | +265円 |
USDCAD | 2.2pips | -137円 | -596円 |
USDCHF | 2.4pips | +828円 | -1,572円 |
AUDUSD | 2.0pips | -383円 | -134円 |
NZDUSD | 3.5pips | -419円 | -65円 |
EURJPY | 2.4pips | -399円 | -309円 |
GBPJPY | 3.7pips | +19円 | -831円 |
AUDJPY | 2.8pips | +143円 | -807円 |
GOLD | 0.38 | -1,546円 | +233円 |
GeneTradeの入金方法
現在用意されている入金方法は以下のとおり。
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | $5 (約600円) | 無料 | 即時 |
bitwallet | $5 (約600円) | 無料 | 即時 |
STICPAY | $5 (約600円) | 無料 | 即時 |
日本人ユーザーが使える入金手段としては、カード、bitwallet、STICPAYの3択しかありません。
残念ながら銀行送金には対応しておらず、銀行の資金をGeneTradeへ振り込むためには、bitwalletもしくはSTICPAYを介して入金することになります。
GeneTradeの出金方法
現在用意されている出金方法は以下のとおり。
出金方法 | 手数料 | 反映時間 | 利益分出金 |
---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | 無料 | 数日 〜2ヶ月 | |
bitwallet | 無料 | 3〜5営業日 | |
STICPAY | 無料 | 3〜5営業日 | |
海外銀行送金 | 無料 | 3〜5営業日 |
基本的に入金方法と同じものが並んでいますが、出金時には海外銀行送金が使えます。
クレジットカード・デビットカードを用いた出金は、過去にカードで入金している場合に限り使えます。
ただし、過去にカード、bitwallet、STICPAYいずれかの方法で入金している場合、それらの入金分を同じ方法で出金した後に限り海外送金が使えます。
カード出金は、ショッピング枠のキャンセルという扱いで処理されるため、カードで出金できるのは過去カードで入金した分までで、利益分についてはbitwalletかSTICPAYで引き出す必要があります。
GeneTradeの口座開設〜取引開始までの流れ
GeneTradeの口座開設と取引開始までの具体的な流れは、次のとおり。
- GeneTradeの口座開設ページを入力
- 身分証明書・現住所確認書類のアップロード
- 認証されると口座開設ボーナス1万円が付与される
- 口座へ入金する (入金時に75%ボーナスが付与される)
- MT4をインストールして取引を始める (パソコン・スマホどちらもでOK)
GeneTradeを使うべき人とは
この記事ではGeneTradeのレビューやメリット・デメリットを詳しくチェックしてきました。
最後に、GeneTradeを使うべき人とIronFXを使わないほうが良い人の特徴をまとめます。
- 最大1,000倍でハイレバトレードしたい人
- 追証が発生しない環境で安心してトレードしたい人
- 口座開設1万円を貰って入金せずにトレードしたい人
- 入金ボーナスを駆使してお得にトレードしたい人
逆に、GeneTradeを使わないほうが良い人の特徴をまとめると次のとおり。
- 信託保全のある環境下でトレードをしたい人
- スプレッドの狭さを求める人
- 銀行送金で資金を入金したい人
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