海外のFX業者は、レバレッジと透明性が高く、スキャルピングで稼ぎやすい環境といえます。しかし、すべての業者がスキャルピングに適しているかといえば決してそうではなく、「海外FX」のひと括りにはできません。
最近日本でも人気を集めつつある「Exness」(エクスネス)という業者は、最大2,000倍というハイレバのほか、ロスカットレベル0%やゼロカット搭載など、スキャルピングに適した環境そのもの。
この記事では、Exnessがスキャルピングに適している5つの理由と、Exnessでスキャルをする際の注意点をいくつかまとめました。
公式サイト:Exness:信頼のオンライン金融市場取引
Exnessはスキャルピングを歓迎している
そもそもExnessではスキャルピングができるのでしょうか。
結論からいうと可能です。Exnessではトレードスタイルを制限していないので、スキャルピングも全く問題なくできます。
国内のFX業者は、トレーダーが得をすると業者側が損をする相対取引(あいたいとりひき)をしているため、短期で爆発的な利益を狙えるスキャルピングを嫌う傾向があります。
過去には、スキャルピングで稼ぎすぎたトレーダーが、突如として口座を凍結され実質的に締め出されるという事案もありました。
しかし、海外FX業者は原則的にNDD方式を採用していて、トレーダーの勝ち負けに関係なく業者側は利益をあげられます。
ExnessもNDDを採用しているため、何度も売買してくれるスキャルパーはむしろ歓迎されるでしょう。
Exnessがスキャルピングに最適といえる5つの理由
Exnessはスキャルピングに最適な業者で、実際に爆益をあげているトレーダーも大勢います。
スキャルピング口座としてExnessを選ぶメリットを5つご紹介します。
1. 無制限レバレッジ(最大21億倍)で爆益を狙える
Exnessでは最大レバレッジ2,000倍が標準となっています。
これでも十分にハイレバではあるものの、いくつかの条件を満たすことで「無制限レバレッジ」を使うことができます。正確には21億倍となりますが、実質的には無制限です。
無制限レバレッジを使うためには、次の条件を全て満たす必要があります。
- 口座証拠金が$1,000(約13万円)に満たないこと
- 過去に10回以上のトレードを行っていること
- 過去に累計5lot(50万通貨)以上のトレードを行っていること
2. ロスカットレベル0%で残高が尽きるまで含み損を抱えられる
レバレッジとあわせて、ロスカットレベルが0%なのもExnessの大きな特徴です。
他の海外FX業者では、含み損が膨らんで証拠金維持率が50%や20%を超えた時点で、強制ロスカットが発動します。口座の残高がすべて消えるのを防ぐための施策です。
しかし、Exnessはロスカットレベルが0%、つまり証拠金維持率が0%になるまで含み損ポジションを持ち続けられるので、手持ち資金の全てを費やしてポジションを維持できます。
これにより、ギャンブル性の高いトレードが可能で、少額から爆益を狙うにはとても有利な取引環境です。
3. NDD方式で透明性・約定力が優れている
Exnessでは、全ての口座においてNDD(ノン・ディーリング・デスク)という取引方式を採用しています。
NDD方式とは、ディーリングデスク(ディーラー)を通さない取引方式のことで、トレーダーの注文は業者のサーバー内で自動的に処理されます。ディーラーの裁量が介在しないため、トレーダーにとって不利なレートで約定したり、業者によるストップ刈りが行われる心配が少なく、透明性と公平性が高い取引方式といえるでしょう。
ただし、NDD方式と一口に言っても、Market ExecutionとInstant Executionの2種類の注文方式をとっていて、約定力と約定力にわずかな違いがあるので注意が必要です。
- Market Execution:約定拒否(リクオート)は絶対に発生しない反面、注文が実際に流れるまでのラグによって値滑り(スリッページ)が起こることがある
- Instant Execution:注文した時点で即座に約定するものの、あまりにも急な価格変動の際には約定拒否(リクオート)が起こる可能性がある
ちなみに、スキャルピングをやるなら、約定スピードが速いInstant Executionを採用している「プロ口座」を使うことをおすすめします。
4. 上位口座はスプレッドが狭い
何度も取引を繰り返すスキャルピングにおいて、取引コストは勝ち負けを大きく左右する要素です。
Exnessには次の5種類の口座タイプが用意されていて、口座タイプによってスプレッドと取引手数料が異なります。
- スタンダード口座
- スタンダードセント口座
- ロースプレッド口座
- ゼロ口座
- プロ口座
最低入金額が$1〜と低い「スタンダード口座」がポピュラーですが、スプレッドがそこまで狭くありません。
「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」は、スプレッドと手数料の仕組みこそ異なれど、いずれの口座もスタンダード口座よりスプレッドが抑えられており、トータルの取引コストを抑えることができます。
銘柄 | スタンダード口座 セント口座 | ロースプレッド口座 (平均 / 実質) | ゼロ口座 (平均 / 実質) | プロ口座 |
---|---|---|---|---|
EURUSD | 1.0 | 0.0 / 0.7 | 0.0 / 0.7 | 0.7 |
USDJPY | 1.1 | 0.0 / 0.7 | 0.0 / 0.7 | 0.7 |
GBPUSD | 1.5 | 0.2 / 0.9 | 0.0 / 0.9 | 1.0 |
USDCAD | 2.3 | 0.4 / 1.1 | 0.0 / 1.0 | 1.3 |
USDCHF | 1.5 | 0.3 / 1.0 | 0.1 / 1.0 | 1.0 |
AUDUSD | 1.5 | 0.2 / 0.9 | 0.0 / 1.0 | 0.9 |
NZDUSD | 2.0 | 0.5 / 1.2 | 0.0 / 1.3 | 1.2 |
EURJPY | 1.9 | 0.4 / 1.1 | 0.1 / 1.1 | 1.2 |
GBPJPY | 2.0 | 0.5 / 1.2 | 0.0 / 1.5 | 1.2 |
AUDJPY | 1.3 | 0.1 / 0.8 | 0.0 / 0.9 | 0.8 |
XAUUSD | 0.504 | 0.215 / 0.285 | 0.122 / 0.282 | 0.315 |
BTCUSD | 7.50 | 2.00 / 5.50 | 0.00 / 5.50 | 6.20 |
初回入金で$1,000以上を入金できる人は、上位口座である「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」のいずれかを選ぶと良いでしょう。
Exnessの口座タイプについて詳しく知りたい方は、別記事「Exnessの口座タイプの選び方」をお読みください。
5. 追証が発生しないゼロカットシステム
Exnessではすべての口座に対して「ゼロカットシステム」を設けており、追証が請求されることがなく、手持ちの資金以上に損することは絶対にありません。
通常、Exnessでは証拠金維持率が0%=口座残高が無くなったタイミングで強制ロスカットが執行されますが、若干のタイムラグが生じるため、口座残高がマイナスになる可能性があります。
しかし、マイナス残高に対してゼロカットが執行され、マイナス分をExness側が補填することで口座残高をゼロに戻してくれます。
日本国内では、法律によって「業者が顧客の損失を補填する行為」を禁止していることから、ゼロカットを行う業者は一社たりとも存在しません。
マイナス分を顧客へ請求する「追証」という悪魔のシステムがあるせいで、FXで失敗したがために到底払いきれない借金を背負ってしまう人が後を絶たないのです。
このような背景から、年々追証の危険性とゼロカットの重要性が認知されているとともに、ゼロカットのある海外FX業者のニーズが高まっています。
特に、レバレッジをかけて短期売買を繰り返すスキャルピングにおいては、なおさらゼロカットは重要となります。
ゼロカットが無い国内業者では、相場が急変動した際に残高を超える損失が生まれ、追証が請求される危険性があります。
一方、ゼロカットのあるExnessなら追証の危険性がなく、どれほどレバレッジをかけたとしても手持ち資金以上に損することがないため、リスクを限定したうえで最大限のリターンを狙えるのです。
Exnessでスキャルピングする際に知っておきたい注意点
Exnessでスキャルピングをする際に、知っておきたい注意点がいくつか存在します。
レバレッジが最大200倍へ制限される時間帯がある
Exnessでは、時間帯によってレバレッジが制限されることがあります。制限のタイミングは、経済指標の発表時と、マーケットの開場・閉場です。
経済指標が発表される15分前から発表されてから5分後までは、レバレッジが最大200倍へ制限されます。
また、マーケットが開いた直後の2時間(日本時間:月曜日6:00〜8:00)とマーケットが閉じる直前の3時間(日本時間:土曜日3:00〜6:00)も、レバレッジが最大200倍に制限されることを覚えておきましょう。
残高が増えるとレバレッジが引き下がる
Exnessでは特定の条件を満たすことで、無制限レバレッジを使うことができますが、口座残高が$1,000を超えると2,000倍が上限となります。
また、口座残高が$5,000を超えると最大1,000倍、$15,000を超えると最大600倍といった具合で、残高が増えると段階的に最大レバレッジが制限されるのでご注意ください。
口座残高 | 最大レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|---|
~$999 | 最大21億倍 (実質無制限) | 0.00…% |
$1,000~$4,999 | 最大2,000倍 | 0.05% |
$5,000~$14,999 | 最大1,000倍 | 0.10% |
$15,000~$29,999 | 最大600倍 | 0.16% |
$30,000~$59,999 | 最大400倍 | 0.25% |
$60,000~$199,999 | 最大200倍 | 0.50% |
$200,000~ | 最大100倍 | 1.00% |
他業者、複数口座間のアービトラージは禁止
Exnessでは同一名義で100個まで口座を持つことができますが、複数口座をまたいだ両建てポジションの保有は禁止されており、故意に両建てを繰り返すと口座凍結される可能性があります。
両建てとは、同じ銘柄同士もしくは連動性の著しく高い銘柄同士で、買いと売りを同時に保有することをいいます。口座AでUSDJPYを1lot買い/口座BでUSDJPYを1lot売り、といった取引が両建てにあたります。
口座をまたいだ両建てを禁じている理由は、ゼロカットの悪用を防ぐためです。
経済指標などの相場の急変同時に、レバレッジを効かせた両建てポジションを持てば、一方の口座ではゼロカットで損失を限定しつつ、もう一方の口座では大きなリターンを見込めます。
こういった取引を繰り返されてしまうと、Exness側の補填が追いつかなくなってしまうため、両建てによるゼロカットの乱用を禁じているのです。
また、これと同様の理由で、Exnessと他の業者を利用したアービトラージ・両建ても、規約違反となります。
ボーナスが用意されていない
Exnessは取引環境の向上に全力を注いでいる業者で、ボーナスやキャンペーンなどにはコストを割いていません。少ない資金を元手にスキャルピングしたい人にとってはデメリットとなるでしょう。
ボーナスを活用してお得にトレードしたい方は、XMTradingやFXGTなどボーナス豊富な業者を選ぶことをおすすめします。
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